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添加物を使わなくてもいい暮らし

 前の記事 『添加物について、わたしの思うこと』を書いた後、まだ何か言い足りない気がして、<何だろう ? >と思っていました。(「恐怖からの自然食」と「愉しみからの自然食」とはまた別に)

 で、気付いたのが「添加物を使わなくてもいい暮らしをしたい」ということ。これ、以前どこかに書いた記憶があるのですが思い出せない。(どなたかのコメントにだったかも ? )なので改めてここに書いておきます。

 「添加物は必要悪」と言われたりしますね。そもそもの目的は「食品を長持ちさせるため(食中毒などの予防)」「おいしくするため」「作業効率を良くするため」「食品を有効活用するため」などですよね。

 でね、これって、忙しい現代だからこそ必要なもの。時間に追われて、ゆっくり食べる時間も、ゆったり調理できる時間もない。だから食事を手早く済ませるために、外食する。作り置きのお惣菜や冷凍食品を食べる。自分たちで作る場合でも下拵え済みの食材を使ったりすることが多い。
 食べ物の作り手にも、一般的には、安く早くたくさん作ることが求められている。だから添加物のお世話にならざるを得ない。 

 動物などの多くは、効率や餌代などの節約のために早く出荷する。そうやって急いで出荷されたものは、物足りなかったりするので、加工品などに使われる際には添加物で旨味を加える。また、早く出荷するためにも薬品を使う。それはお野菜も同じ。

 調味料でもそう。少ない材料で早く仕上げるため、添加物を使う。さらに熟成されていないから、旨味は少ない。そのため、うまみ調味料などを加えてごまかす……。


 これがもし、家族や近くのお店の人が作った、できたてのごはんを食べられる環境なら、食中毒の危険性も低くなる。長く保存することを考えなくてもいい。だから添加物は不要になる。反対に、発酵食品・保存食・調味料なども、ゆったり熟成させる時間を取れたら、添加物は不要でも長持ちするし、おいしくもなる。

 もちろん、お金や効率を重視するやり方があってもいいとは思います。ただ、わたしは、添加物を使う必要がなく、みんなゆったり暮らせる社会で暮らしたい。改めてそう思ったのでした (^-^)

 あ゛。ここまで書いといてなんですが、そう言えば、わたしも食品添加物を使うことがあります ! ( え ?! ) 重曹はちょくちょく。重曹だと色が悪くなるものには、アルミニウムフリーのベーキングパウダーを。あと、ミョウバンもなすのお漬物などで使ったりしています。あわわ。

 重曹は、使わないと固くなって食べられないものを、食べられるようにしてくれる性質があります。ベーキングパウダーもそうです。
 ということを考えると、わたしに取っては必要なもの。重曹は特には、人体への害があるようではないですが、ベーキングパウダーはアルミニウムフリーのものであっても、その他の成分に対する懸念があるとされていたりします。だから日常的には使わず、重曹では色が悪くなって食欲が失せるものに限定しています。
 そんな風に、自分に取って必要なものは、自然と使っていましたー。

 そして、そうなると、「そもそも食品添加物の定義って何 ? 」「誰がどんな基準や目的で決めたの ? 」「食品添加物の全部が全部が悪いの ? 」などなど疑問が出て来て、ちょっと迷路に入りそうです。

 それでも、上に書いたような、不必要なものは使う必要のない世界に属したい。という気持ちは変わりません (^-^) このあたりのところも、自分の納得の行く部分でバランスを取って行きたいです。

 そして改めて、「自分は何が好きなのか」「自分がどうしたいのか」そんなことが大事なんだなぁ。と思いました。



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