私は目立たなければいけない
私は「目立たなければいけない」という無意識の中に深く根付いてしまった信念に長年支配されていた。あの恐ろしい呪縛について、当時のことを振り返ってみようと思う。
私の父は真逆で時間に超うるさい人だ。
そのため私も10分前行動が当たり前だった。昔は待たせるより待つ側の人間だった。中学生くらいまでは。
それがいつからだろう、「私=時間にルーズ」というイメージに変わってしまった。
離婚後、実家を離れて息子と二人で集合住宅で暮らすようになった。
最初は遅刻しないよう登校していたのに、