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\中越の宝を守りたい!/農家レストラン多菜田の挑戦

山古志にある農家レストラン「多菜田」のなつこさんがクラウドファンディングに挑戦しています。

中越地震後の山古志に、農家レストラン「多菜田」をオープンされ、米が美味しいのは当たり前ながら、丁寧につくったお惣菜・郷土料理の数々が食べられるホッとできる母ちゃん食堂に癒された方は多いはず。
私も郷土料理の講師をしていただいたり、視察にきたお客様と訪問したりとよそから誰かが来たときには案内したくなる場所です。

特に復興関係ではお世話になってる人もたくさんいるのではないでしょうか。なつこさんのあたたかな人柄と美味しい手料理は中越の宝ともいえる場所です。
その多菜田がコロナの影響で存続の危機に瀕しています。


ーーーー以下、クラファンページより抜粋

農家レストラン「山古志ごっつお多菜田」のこと
新型コロナの影響を受け、この1年間でお客様の数は6割減しました。
昨年の春から状況が一変、首都圏のお客様はもちろんのこと県内からもほとんどいらっしゃいません。
また、今冬は新潟県内での異例の降雪が重なり、冬でも例年ならば週末は40人ほどだったお客様が、今年はゼロに近い状況です。また、地域の会議や寄合い(会合)でご用命いただいていた「山古志弁当」「多菜田弁当」の注文も数えるほどしかありません。
この状況下をなんとか持ちこたえたいと思い、申請を試みた持続化給付金は支給が叶わず・・・。自己資金と借入れでこの1年間を踏ん張ってきましたが、この資金も春には底をつき、さらに厳しい状況となります。

ー やってくる春、そして多菜田は
山古志は、まだ冬の景色ですが、目には見えない春の気配が感じられます。
雪どけと同時に木々が芽吹き、やってくる山菜のシーズン。例年は5月になれば牛の角突きも始まり、多くのお客様がいらっしゃる春はワクワクの季節!ですが、今年は違います。
現在はスタッフを交代で休ませるなど開店休業に近い状態で、見えない先行きに気持ちは沈みます。ワクワクの春のはずなのに襲ってくるのは不安な気持ちばかりです。

ー 「この食堂も終わりだろうか・・」。
そんな時、思い起こすのは、2004年の新潟県中越大震災で旧山古志村が全村避難をし、その後、山に戻った時のこと。被災から3年経っても復興支援で山に入ってくださる沢山の方々がいて、その一人ひとりに恩返しがしたくて「山古志の食材を使った山古志の料理を食べてもらおう」「私たちが元気な姿でここで頑張っている姿を見せることが恩返しになる」と始めた食堂です。

この場所がなくなったら、気軽に立ち寄ってもらうこと、山古志の食文化を伝えることもできなくなってしまう。私たちができることへの支援をみなさんにお願いしようと思い始めました。

ー このプロジェクトで実現したいこと
「山古志の食文化を守りたい」。そのために「多菜田を存続させる」
新しい生活様式は、お店にお越しいただくことがかなわない状況を生みました。だから、お店にお越しいただくことだけでなく、山古志の食文化を知っていただくための取り組みにチャレンジします。
そして、春からは地域おこし協力隊の受け入れが決まっており、若い方のアイディアを取り入れながら、山古志の食文化を知る場所として、そして誰もが立ち寄れる憩いの場としても、山古志のごっつぉ(ごちそう)を作り続けたいです。

ーーー抜粋ここまでーー


奈津子さんが恩返しの気持ちではじめた食堂で、たくさんの心のこもった料理をいただきました。

いただいたものをまた循環させたい。
未来に残したい風景と郷土料理を守りたいです。
みなさんのチカラをお貸しください。

https://camp-fire.jp/projects/view/383098?fbclid=IwAR2aP4FWVGCBpAotidmFLNqwKFjYSpz795SHPKz3MopRD75_AVstZjrhEOM

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