(3) ワーホリ?就労ビザ?

ベルリンに住むことを安易に決定したことについては前回の記事に書きましたが、この記事ではドイツに行く上で選択肢としてあがったビザの種類について書きます。

はじめはワーキングホリデービザを取ることを考えていました。
その理由は、
🕵 働くことができる
💼 応募時点で仕事が無くてもドイツに入国し、長期滞在(計1年)できる
🙆 抽選は無く応募すれば当選できる(ビザ発行の保障はされていない)
😎 自分の行きたい時に応募できる、行く時期を自分でコントロールできる

以上のメリットがワーキングホリデーにはありますが、逆に長期で滞在したい場合にはワーホリのデメリットもあります。例えば、
🔰 ワーホリ自体の期間は1年なのに一つの職場で6ヶ月しか働けない
💫 6ヶ月以上同じところで働きたいとすると、どこかのタイミングでどちらにしろ就労ビザに変更しなければならない

とりあえずワーホリビザだと安定した仕事につくことや、はじめから安定した暮らしをすることが難しいと予想しました。わたしは、はじめから安定した収入が欲しいし日々の生活の心配もしたくないという贅沢な考えをしていたので、ワーホリビザでドイツに行くことに躊躇していました。そんなこんなで、だったら最初から就労ビザを取るのを目指そうと思い、日本から細々と就活することにしました。

ドイツの就労ビザは、ワーホリのビザとは異なり、仕事を先に見つけなければ発行してもらうことができません。しかし、イギリスやアメリカのように、雇用主が莫大なお金を払わなければならないわけではないので、正直仕事さえ見つかれば、雇用主の負担がそこまで無く割と簡単に取れるということを噂に聞いていました。

実際に、仕事が見つかった後は、就労ビザの応募プロセスはびっくりするくらい簡単でした。しかし、ビザの申請書類は全て直接大使館に出向いて提出せねばならず、その大使館訪問予約を取ることがなかなかトリッキーでした。まず、わたしが申請予約システムにアクセスした時点では、一つしか予約可能なスロットが無く、それも【3週間後の朝8時】というとても限定されたスロットしか残っていなかったので、問答無用でそこで申請に行くしか手はありませんでした。詳しいプロセスと必要書類については次のブログに書こうと思います。

結果的に、COVID-19により、ドイツへの入国がかなり制限されており、就労ビザがなければ入国することすら不可だったので、今の時期だからこそ本当に就労ビザをとっておいて良かったと思います。ただ、今考えると、もしコロナ渦の中でなかったらワーホリを取ってから現地でゆっくり仕事を探すというのもありだったなと思います。もしくは学生ビザでドイツ語学校に行きながら仕事をぼちぼち探すのもありかもしれません。コロナ渦野中でなければ、ベルリンの土地や住み方を知って、いろんな人と知り合ってから自分にあっている仕事を探すのは一つの手だと思います。

次の記事では、日本からどうやって就活したかについて書いていこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?