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#184 子宮頸がんCIN-3切除したよって話。

2023.5.26

昨日、36年間連れ添った臓器の一部と永遠の決別をした。
一度も見たことなかったけど。どんな色かも知らなかったけど。

2021年1月バルトリン腺嚢胞が痛くて、注射針で膿を抜いてもらった。
いつもの総合病院ではなく、レディースクリニックで。
そこで出産から2年になるから、子宮頸がんの検査しておきましょう500円なんでといわれてすっごい軽い気持ちで受けた。子宮頸部細胞診。

そしたらあれよあれよと精密検査になって、病変が疑われる部分の組織を採取し、組織診して、それがCIN-3の判定。

2021年2月に2回目の流産をしました。まだCIN-3の判定が出る前だったと思います。
それから月日を置き、再検査するもCIN-2やCIN-1になることはなく、要検査。
2022年1月もう一度移植したいですと申し出た時に医師からは「CIN-3を切除してから移植してはどうですか?」と勧められましたが、断って移植に踏み切りました。

理由としては、流産の可能性が上がるからです。
移植、着床、継続と進んだ時に切除部分が開いて流産になる可能性が上がります。その場合、頸管縫縮術を行います。
ここまでで2回流産しているのでこれ以上可能性はあげたくなかったからです。カルテには【本人希望により切除せず移植】と書かれていました(苦)

2022年3月移植、無事2022年11月長男を出産することができました。
出産のときにまた子宮頸部細胞診、組織診と行いましたが、変わらず。
生後半年を待って今回の手術となりました。

方法としては、全身麻酔と下半身麻酔を選択できます(総合病院です)
私は下半身麻酔を選択しました。先生方によればこの手術で下半身麻酔を選択するひとはごく稀とのことでした。

全身麻酔は嫌いです。1回目の流産の掻把手術のとき、個人クリニックで静脈への点滴による全身麻酔をしました。意識が戻ったと同時に過呼吸になって嘔吐しました。赤ちゃんを失った悲しみと過呼吸、嘔吐。苦しみしかありませんでした。

もうそんな思いしたくない というのが私が全身麻酔を選択しなかった理由の一つです。

あとは、冒頭に書いたとおり、36年間連れ添った臓器の一部を見てみたかったからです。これもまた、見たいなんていう人はいないそうですよ(笑)

あと、帝王切開を2回経験しているので下半身麻酔のその後の経過を経験済というのも大きかったと思います。
人間何事も経験ですねっ!!!!

切り取られた臓器は、ミミズみたいでした。

術後3時間で心電図モニターは外れ、翌朝には点滴が外れ、医師の内診後尿道カテーテルも外れました。

出血もありませんので、明日退院です!!!
私は二泊三日でしたが、同室の同じ手術をした人は一泊二日で退院でした。
なんで。。。???

今度先生に聞いてみる!

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