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アフターコロナ時代の価値観の変化

こんにちは。はじめまして、サキイカです。

一番最初に書く内容は今後の方向性に影響するだろうから、考え抜いた上で記すべきだ、と思いながら文字を打っている。


そんな私は、新型コロナウイルスの影響で、今日から12連休となった。

今まではただひたすらに目の前の仕事を追い、仕事が終わった後はビールで疲れを癒やす、そんな毎日だった。ピーク時は18連勤もあった。それでも、自分が携わった仕事で喜んでくれた人を間近で見ているのが嬉しかった。

しかし、そんな時期が今では懐かしいと思うくらいには毎日の過ごし方が大きく変化した。安全が確保できなければお客様がやってこないので、対お客様の仕事をしている私は、コロナウイルスの影響で普段の仕事が急激に少なくなった。

世の中に目を向けてみると、コロナの影響で自粛が続き、人々の生活スタイルが変化してきている。それにともなって、オンラインサービスや、自粛中に困っている事業者を支援するサービスに注目が集まっている。オンラインセミナー、テイクアウトサービスを紹介するサイト、オンライン上のコミュニティ・・などなど。しかも、それらはスピード感があるものが多い。そして、「いいね!」と思ったサービスはSNS上で瞬く間に拡散されていく。日々、情報やサービスがアップデートされている世の中だ。


そんな中で、わたしが今すこし恐れているのはコロナ禍がおさまったときの社会だ。今も少しずつ感じている人がいると思うが、コロナ禍において、人々の生活スタイルが変化せざるを得ない状況下で、人々の価値観も変化してきているのではないだろうか。

例を挙げると、店舗に行く意味。コロナの影響で店舗に行く機会が少なくなり、不要不急のショッピングはインターネットでの購入にシフトチェンジしている人は少なくないのではないか。ちなみにわたしもそのうちの一人である。インターネットで購入した商品は、だいたい地方でも2日後には家に届く。ちょっとしたときに読みたい本や、お酒、パソコンまでもインターネットでの買い物が完結する。正直、家に届くなら、アフターコロナになっても、わざわざ店舗に行かなくてもいいのではないかとも思うときもある。もしかしたらわたしと同様に、そういう考えを持つ人も出てくるのではないだろうか。

逆に、店舗に行かなければならない場面とはどんなときだろうか。例えば、緊急性を要するもの。食料とか日用品などの生活必需品。(スーパーをはじめ、今でも日々働いていらっしゃる方に感謝です。)

また、アフターコロナになってから、行きたいと思う店舗はどんな店舗だろうか。わたしは、お店の雰囲気や、お店の人のホスピタリティなど、オンライン上では求めることができない価値を感じることができるお店に行きたいと思う。逆に、インターネットでもお店と同様なサービスで同じ商品が手に入るのであれば、家まで届けてくれるインターネットショッピングのほうが優位性があるかもしれない。インターネットと実店舗の比較をしたときに、インターネットの方が優位性が高ければ、実店舗は選ばれなくなってしまうのではないだろうか。

そこで、わたし自身の話に戻る。わたしが今、仕事で提供している商品は、直接お会いして購入していただくことがほとんどである。ちなみにその中には、インターネットでも同様に購入できる商品もある。それでは、わたしが販売するのと、インターネットで販売するのと、どう異なるのだろうか。

そう思ったときに、わたしが提供できる価値とは?という疑問にぶつかった。インターネットと変わりなければ淘汰されるかもしれない世の中で、わたし自身が自信を持ってこれは負けません!と言えるものはあるのだろうか。正直、業務に関する知識が乏しい。スピード感がない。お客さんが思っていることを聞き出せていない。プレゼン能力も乏しい。WordもExcelも得意というわけではない。中国語は興味があって続けてきてはいるものの、人に伝えられるほどのレベルでもないし、そもそも人に伝えることが苦手だ。

自信を持って提供できる価値が全く思いつかなかった。むしろ、日々、自分は価値を受け取ることの方が多いのではないか。日々、出会った人たちに楽しませてもらっているし、学ばせてもらっている。

そんなわたしが、アフターコロナの世の中でも生きていけるのだろうか・・。勝手に妄想した世界を語っているだけなのかもしれないが、今はそんな不安でいっぱいになっている。

逆に、不足しているものがわかったので、この不安を解消するためには、理想に近づくことが一歩ではないかと思っている。それは、「ウィズコロナ・アフターコロナの世の中でも価値を提供できる人になりたい」という理想。具体的に自分に何ができるのかは今の段階ではわからないが、忙しくない今だからこそ、自分の価値を高めることに時間を使っていきたい。例えば、いつもしていることを基本に立ち返ってみて説明できるようにすること、普段じっくり学べないことを丁寧に学んでみること、関心のあることに挑戦すること。できないことばかりだけれど、まずはちょっとずつ、やってみる。


読者の方々にとって有益だと感じる内容はないかもしれませんが、日々の気づきや自分の想いをただひたすらに書き綴り、自分の考えをアウトプットする場として、ひっそりと活用していこうと思っています。