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【38才妊活】タイミング法→人工授精チャレンジ①

自己流タイミング法はあえなく生理がきた

前回のnoteで書いたように、自己流タイミング法を試してみるも当然のように生理予定日きっかりに生理がやってきた。

↓そのときのお話はこちら

前回クリニックに行った際は「生理2~4日目に来てね」と言われていたので、予約をとってパートナーと行くことにした。

幸い、生理の周期が安定していることもあって、「この日が生理2~4日目あたりだろう」と予測した日に前もってクリニックを予約していたため、仕事が休みの日の朝いちの予約ができた。

先生から言われたことは以下3点。

  • 今日(生理3日目)からフェマーラを3日間服用すること

  • 排卵予定日のちょっと前に再度受診すること

  • (まずはタイミング法を試してみるかな、と聞いたけど)今周期に人工授精にチャレンジすることも可能。タイミング・人工授精どちらも実施するのもアリ


さっそくフェマーラを飲み始める

先生の言う通り、1日1回夕食後に1錠を服用×3日間。

フェマーラの効能は「排卵誘発」とのこと。検索して機能を調べてみたが難しかったので、以下のようにざっくり理解。

フェマーラ(ジェネリック:レトロゾール)は、卵胞の発育や排卵を促すとともに、黄体の機能改善を図ることも目的としている。副作用はほてり、頭痛、吐き気。

ネットの要約

気になった副作用については、服用初日が「ちょっと頭が痛いかな?」と思ったくらいで他はあまり気にならなかった。

飲み忘れそうなので、毎日20時にアラームをセット。初めての服薬ミッションは飲み忘れることなく完了できた。


タイミング?人工授精?どうする?

まずはタイミング法を2~3周期試してみるかとも思っていたけど、先生に「人工授精にチャレンジするのもアリだよ」と言われて、確かに人工授精を試してみても良いよな・・と考える。

人工授精での妊娠率は約10%とのこと。
1回目でうまくいく可能性は高くはない。

かつ、1回の費用は保険適用で約6千円(私調べ。実際には分からない)と
、べらぼうに高額というわけではない。

であればタイミング法に固執することなく、まだ入籍はしていないけど試してみるか、とパートナーと話し、次回クリニックに行ったときに人工授精をやってみたいと伝えることにした。


Day12(生理12日目)クリニックへ まずは内診

クリニックへ行ってまずは内診。
ちょっとだけ慣れてきたけど、やっぱり内診はこわいし緊張する。
今回は内診中に気分をまぎらわせるべく、何か良い方法ないかなと思い「まずい」の表情をした「パンどろぼう」を持っていくことにした。

最近、パンどろぼうのフィギュアコレクション収集にハマっているのもあって、これもゲットした。

本当にまずそう

腰の上にかかったカーテンで先生や看護師さんからはきっと見えないだろうとふんで、内診中に「うぐ」と緊張したタイミングで、隠し持ったパンどろぼうを見て意識をそらせる。

効果はてきめんで、パンどろぼうの「まずい」表情を見るとちょっと気分がまぎれる。あとは、今回の先生が内診が上手だったのかな?、いつもより嫌な感じがなかった。

パンどろぼうはクリニックの救世主になりそうだ。

そんなこんな先生から見えないところで画策しているうちに、先生は卵胞の大きさや子宮内膜をチェックして看護師さんに伝えていく。

「卵胞は右18ミリと10ミリのがあるね。十分良い感じのものが育っていますよ~」
「左は小さめかな、4ミリです」
内膜は9.4ミリだね」

と言ってくれた。卵胞って片側に複数あるんだ!と感心しながら、あとでメモするためにこの数字を頭に叩き込んだ。

「じゃ、尿検査するから尿を提出してから今後の話をしましょうか」と言われてビックリ。内診が始まる前に、ちょうどトイレに行ってきてしまったところであった。

恥をしのんで看護師さんに、「すみません先ほどトイレに行ったばかりで出る気がしません」と伝えた。看護師さんは明るく「お水もってる?急いで飲んで、本当にちょっとの量だけでいいからがんばってみて☺」とのことだった。

どうやら排卵がどのくらいで起こるか?を調べるための尿検査らしい。

内診室を出て急いで持ってきていたお茶のペットボトルを飲み干し、10分後にひねりだした少量の尿でなんとか事なきをえた。ふぅ、良かった。


人工授精にチャレンジすることを伝える

ふたたび診察室に呼ばれた。
先生からは、尿検査の結果で「排卵直前を示す反応も出ているから、明日・明後日で人工授精を行うこともできそうだけど、希望はあったんだっけ?」と聞かれる。

パートナーと話した結果、今回から人工授精をやってみたいと伝える。すると、あれよあれよという間にこちらのスケジュールの都合もふまえながらプランを組んでくれた。

  • 今日(生理初日から12日目):HCGモチダという注射をうつ

  • 明日(生理初日から13日目):11時精液持ち込み→13時頃人工授精

当初、タイミング法&人工授精どちらもあわせてやってみようかなと考えていたが、人工授精の前日にタイミングをとるのはオススメしないとのこと。
なぜなら精液の濃度が薄くなるから(言い方が正しいかは不明)

「人工授精の翌日とかにタイミングをとるのは、ウエルカム」とのことだった。

人工授精に持ち込む精液は前回の射精から1週間以内、かつ3日以上たっているのが好ましいらしい。(今回、パートナーの自己申告によると、前回の射精は2~3週間前だったらしい)

また、ベストはパートナーにも一緒に来院してもらってクリニックの採精室でとる流れであるが、クリニック持ち込み時間の2時間前以内に自宅で採取したものを持ち込んでも良いらしい。

私のパートナーは、クリニックの採液室がどうも落ち着かないらしく自宅で採取することになった。(その際は、「持参精液同意書」「人工授精同意書」に署名してもらって私が精液と一緒に持参するのが必須)


ということで、明日は人工授精にチャレンジ

明日人工授精をするというのが決まったので、HCGモチダという注射をうった。この注射をうつと36~48時間以内に排卵をするらしい。

この注射をうたなくてもLHサージも出ていることから排卵するだろうが、確実に・・ということで注射をうった。

「ちょっと普通の注射よりチクッとしますよ~」と注射を打ちながら看護師さんが言うので、「これが筋肉注射ですね」と注射をうってくれる看護師さんにドヤ顔してしまった。

本当は、今日ドミ活(ドーミーインに宿泊すること)&タイミングをとる、と思っていたが、今日はタイミングをオススメされないと分かり、拍子抜け。

ホテルの大きいベッドでだらだらして、漫画を読みながらアイスを食べた。


人知れず、排卵してくれていたんだなぁ

ここ3カ月ほど生理の周期を記録したりして分かったのは、わたしの生理周期はだいたい28~29日で安定していること。また、排卵検査薬やクリニックでの診断を聞く限り、生理初日から14~15日目くらいで排卵をしてくれていたようだ。

今回の卵胞も18ミリとスムーズに育ってくれていて、明日くらいに中から卵子が排出されるだろう。

今年になって「妊活するぞ!」と思い、ここ2カ月くらいで初めて排卵というものを意識した。今ごろ排卵しているぞと分かると不思議なもので、大きいほうの卵胞が育っている右側の下腹部(卵巣のあるあたり?)が、にぶい痛みのようなものを感じる。

今まで、ふとした時になんか下腹部がちょっと重いかな?と思ったタイミングって排卵の時だったのかな、なんて思う。

人知れず、排卵してくれていたんだなぁ、と妙に感慨深くなった

わたしが仕事に追われて徹夜していたときも、同僚と飲んだくれていた時も、おうちのベッドでゴロゴロしていたときも、身体は排卵の準備をきちんと進めてくれて排卵をしてくれていたのだな、と感じた。

そう考えると妙に、いたわってあげたい気分になり、以前調べた「妊活にオススメな栄養分と食品」を見直して、夜ご飯を考えた。

  • 葉酸・・枝豆、ほうれん草、納豆、レバーなど(細胞分裂を助けて着床や卵子の成長に欠かせない栄養素)

  • ・・レバー、牛ひれ肉、カツオ、イワシ、あさり、カキ、小松菜、ホウレンソウなど(子宮環境を向上させる)

  • オメガ3脂肪酸…サケ、マグロ、カニ、カキ(適正な血糖値を保つ役割)

  • ビタミンD…サケ、マグロ、サバ、牛レバー、バター、チーズ、きのこ類など(卵胞発育を向上させるとされている)

  • 亜鉛…カキ、うなぎ、さんま、レバー、卵、納豆、ナッツ類など(卵子を成長させ受精卵を育成させる)

  • 抗酸化ビタミン…緑黄色野菜、ブロッコリー、ジャガイモ、かぼちゃ、アボカド、うなぎなど(活性酸素を除去する)

こう見ると、ホウレンソウ、納豆、お魚、レバー、緑黄色野菜を積極的にとりたい。(単純にこれらの食材は私も好き)

今日は外泊なので、身体に美味しい手作り料理を出してくれそうな居酒屋さんを選んだ。青魚3種盛りを注文し、みょうがやにんにく・生姜などの薬味がたっぷり添えられた、イワシ・アジ・カツオのお刺身をたべた。

明日のために、今日はたくさん寝よう。

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