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ラディカル・アクセプタンス(ネガティブ感情から抜け出す「受け入れる技術」で人生が変わる(36)

こちらの本を、読書会で読んでおります。
Clubhouseで17時30分から15分間。

第6章 欲望のラディカル・アクセプタンス:切望の源に目覚める
【「私のせいではない」

サラは、12の回復ステップを通して、食べ物への囚われに苦しむ人たちをサポートするグループに何年か通い続けていて、そのヴィパッサナーリトリートに参加する決意をしたと、博士とのインタビューで伝えるのです。

…食欲に襲われると、冷蔵庫を開ける代わりに彼女のサポーター(仲間)に電話をかけるようになり、「一緒に間をおく」。

そして、サラは、12ステップの11番目である瞑想と祈りが彼女を依存症から解放してくれるのではないかという期待を胸にリトリートに参加したのです。

次第に、サラは、自分の内側に起こっている感情の流れに対して、順調に名指し続けられるようになってきたことを博士に伝え、どんなに激しい食欲も、それを消し去ろうと願うことなく、何が自分の中で起きているのかに気づきながら「これも」と言い、座り続けることで、その思いが弱まっていくことに気づきはじめるのです。

恐怖や脅迫観念、羞恥心に満たされるのが自分のせいではないし、耐えがたい感情に襲われるたびに食べものに手を出すことさえ自分のせいではなかったのです。

他人を傷つけるのが、自分の幼い頃の体験によるものだと言い訳するのは簡単です。けれど自分がどのように条件付けられてきたかをマインドフルに見ることで、全く違う事実が見えてくるのです。

自身の体験を明確で包括的な意識で理解することで、「足りない自分」を思いやりの気持ちで受け入れはじめ、古いパターンから抜け出し前進することが可能になるのです。

サラは、自身の満たされない欲望への代用品として、食べものに執着しているという気づきとともに、足りない自分という存在を許し、受け止めることで変化への大きな一歩を歩むことができたのです。


・・・今日の学びが「ジャーナリング」にもつながりました。
一人じゃ気づけないです。ありがとう♡

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