バッファローグラス
バッファローグラスは桜餅のような香りが甘く香る、イネ科のハーブです。
草なのに甘い香りというギャップは、レモングラスを想像していただくと分かりやすいかもしれません。
お酒が好きな方にはウオッカの「ズブロッカ」の香りをつけているハーブというと思い当たるのではないでしょうか。
ズブロッカの瓶に入っている麦わらみたいなのがバッファローグラスです。
バッファロー(バイソン)が好んで食べることからその名がついたそうです。
他にスイートグラス、ホーリーグラス(聖なる草)とも呼ばれます。
ネイティブアメリカンが最も重んじるハーブで、幸運や戦勝を願う時にホワイトセージと共にスマッジング(お香のように炊く)します。
随分以前から探していたのですが、最近わずかですが入手することが出来ました。
高槻市富田の國乃長ビールさまにお願いしてバッファローグラスを持ち込み、今回初醸造(初バッチ)に至りました。
そのファーストバッチのバッファローグラスビールは京セラドーム限定販売の「京セラドームエール」としてオープン戦初戦より販売、好評をいただきました。
バッチ容量(最低仕込量)がそれなりに大きいので完売まで少し時間がかかるかな、と思ってオリましたが、順調に売れてオリます。
オリがとうございます🐮🐮🐮🐮
皆様のお声を反映しつつ、セカンド、サード、オリ4(ごめんフォース)とバッチを重ねていければと思ってオリます。
縁起の良い「バッファローグラス」を使った「勝ち牛ビール」、今後もよろしくオリがいいたします。
バイソンとバッファロー
正確には、アメリカバイソンは「バッファロー」ではありません。
というか、アメリカにはバッファローはいません。
生物学上の「バッファロー」は和名では「スイギュウ」を指し、アジア水牛・アフリカ水牛のことを言います。
これもあまり知られていませんが、スイギュウはウシの一種ではなく、ウシとは全く別種の動物です。
ただアメリカ人らしい大雑把さというか、アメリカでは一般にバイソンのことをバッファローと呼ぶようで、実態としてアメリカバイソンをバッファローと呼ぶのは間違ってはいないです。
岡本太郎先生がデザインされた近鉄バファローズのロゴマークは角の様子を見るとアフリカ水牛っぽい気もしますね。
バッファローが好むからバッファローグラスの名がついたと言われていますが、いつかバッファロー(アメリカバイソン)に食べさせてみたいと思ってます笑
近場だと東山動物園、アドベンチャーワールド、姫センにいるようです。
※ピピーッ除けに貼っておきます。
バファローズ?バッファローズ?
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