見た目が大事な話

PCやスマホでサイトを閲覧したり、ゲームしたり、動画を見たりしていると、不意に「なんかこれ・・・めっちゃ目が疲れるな・・・」と思う瞬間があります。
50歳が否応なしに目線の先に見えているオジサンの眼は、
・乱視
・近視
・老眼
・外傷性白内障(右)&それ由来の外斜視
・矯正時で左:1.2 右:0.1
という状態で、小学校の中学年くらいから肩こりとの終わらない闘いを続けています。
当然、こんな視力なので球技は立体的に把握できないので絶望的な下手さです。
要はボールとの遠近感が正しく捉えられない&ブレて見えるという感じなのです。

それくらいの年から「見る」ということには苦労してきたので、『違和感』とかを狙って作られたデザインなんかは見てるとものすごくしんどくなります。

今はSNSの全盛時代、アイコンやプロフィール画面のヘッダーなんかを選択する際に「見る」を気にしたことってありますか?
ワタシも好きな写真とか使ってるだけなので、そこまで深く気にしたことは無いですが・・・。

ここ数年ほどでユニバーサルデザインという概念が徐々に社会に浸透して
・一部の色に対する認識が困難な人
・一部の文字の形(フォント)に対して認識が困難な人
などの人に対応するための手法もたくさんシェアされています。

また、20年ほど前にはJIS X 8341という規格が策定されて、高齢者や障害者にも配慮したもの作り(Web制作)をしようという流れも出てきました。

ワタシはTwitterのアカウントでもUDフォントを推奨しています。
これはきっと自分の経験から、どうすれば視覚情報を受け取りやすく出来るかというのを考えてきたからかもしれません。

今、ワタシは社内で掲示する掲示物、諸々で使用するスライドには、ほぼUDフォントを使用しています。
ただ、これでも認識のしづらい人もいると思いますが、使わないよりましだと思っています。

ワタシ自身はフォントの違いによる文字認識の差を感じたことは無いのですが、より多くの人に理解してもらうには使った方が良いと思っています。

みんなが少しずつ、誰かのためを思って、状況を変えていけば、より多くの人が同じ情報を同じ条件で得られるようになります。
それって、想像しているよりもすごいことなんですよね。

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