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カップの4(2019年7月12日)

今日は小アルカナのカップの4です。

昨日に引き続き4のカード、昨日はワンド(火)で今日はカップ(水)です。
4は個人を超えた大きなものに接続しますが、個人が集団、より大きな意識に淘汰されること、統合されることを意味します。
個人が弱まり停止すると、大きなものの一部であることに気がつくということでしょう。
私たちはいつでもどんなときでも個人を超えたものの一部なので、それを認識できるのか、感じれるのか、ということではないでしょうか。

疲れ果て眠りに落ちることで、本来の自分とでも言うべき大きな力からエネルギーチャージします。
毎日寝ることで自分の大本からエネルギーチャージしているわけです。

カップは水の元素で「気」や感情、結合力を表します。
カップの4はまさにエネルギーチャージです。
より大きなものに淘汰されることで気力が満ちます。

今日のサビアンシンボルは「セレナーデを歌うゴンドラ乗り」です。
ゴンドラ乗りはヴェネツィアにしかないもので水を使った交通手段です。
今では観光タクシーとしての役割が多いでしょうか。
水の道ということは、気が繋がっていくこと、気に乗って目的地へ行くことを表し、これは感情的結びつきであったりルーツにたどり着くことを表すでしょう。
また、ヴェネツィアと言えばゴンドラ乗り、というようにその土地の伝統文化を象徴した仕事をすることを表します。
「まだ誰もやっていない新しいことをするぞ」「個性を活かすぞ」というよりも、いるべき場所であるべき姿で自己表現することを表しています。

カップの4が表すように、感情の繋がりやルーツへの回帰によって、個人を超えたものの一部であることに心身ともに満たされるわけです。

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