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19太陽(2020年2月19日)

今日は大アルカナの19太陽。

太陽のカードは、取りこぼされ見てこなかったもう一人の自分と結びつくことで、本質的自己を取り戻します。
自分だと思っている自分とは、ただのこだわりや癖に過ぎず、それは表の自分として振舞っていますが、本質的なものではありません。
表の自分が見落としてきたもの、取りこぼしたものは影となり、自分だと思っているもの以外すべてが影だということになります。
表の人格とは反対の影は、地上的な成功や成果に価値を置いていないかもしれないし、今を生きる上では影に出てこられては困ることもあるかもしれません。

もう一人の自分や反対側にある忘れ去られた可能性は、たとえ気づかなくても表にあるものに影響を与えています。
目に見えない楔なのかもしれないし、支えているものかもしれない。
その影と結びつくことで、表と裏、光と影の二つの循環が生まれ、そこで初めて本質的で自由な可能性が生まれます。

今日のサビアンシンボルは、水瓶座30度「アーダスの咲いている野原」から魚座1度「公共の市場」に入ります。
水瓶座の最終度数で、自分のこだわりは一切合切なくなってしまい、何が正しいのか、何を基準に意味を見いだしていたのかわからなくなります。
そして魚座に入ることで一変し、何にも価値を置かず、どんな基準もこだわりも持たず、すべてを対等に見ようとします。

太陽のカードが、表の自分を停止させ、もう一人の自分を取り戻すかのように、「自己-表の自分=影の自分」が今までの自分のこだわり以外のその他すべてに光を当てます。
価値が混乱する中で、本質的な可能性が復活するでしょう。

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