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ワンドの4(2019年11月23日)

今日は小アルカナのワンドの4。

ワンドは火の元素で、精神性や哲学性の象徴ですが、自然で本能的な力も表します。
つまり火の元素は、創造や繁殖に関わります。

4の数字は、大きな力に吸収されることを表し、それはエネルギーのチャージでもあり、個人の力が淘汰されることにもなります。
個人では実現できないことも、組織の一員になることで実現可能となるようなものです。

ワンドの4は、自然の力をチャージします。
素朴で本能的な力が回復することを表します。

今日のサビアンシンボルは、射手座1度「共和主義キャンプファイヤーの威厳ある軍隊」です。
蠍座から射手座へ入ります。
射手座は火の元素で、キャンプファイヤーに象徴されるようにここで火の力を呼び起こすことになります。
それは個人性の復活です。
個人の活力が回復し、水の中で必死に息継ぎをしていたのが、ぷはっと水面に顔を出し陸地にあがるように、自由を感じます。
蠍座の手足にまとわりつくような水の力から、個人の力が一気に回復します。

射手座1度の軍隊は、個人性が重視されています。
お互いが刺激し合えることが重要で、キャンプファイヤーを囲んで討論することで活気づくような軍隊です。

ワンドの4は、火の活力の回復です。
射手座1度の性質だけを考えれば、刺激し合うことで活気が生まれるような、闘争心やスポーツが特徴的です。
蠍座から射手座への移行においては、ワンドの4が表すような「個人の活力や気力の回復」が強調されるのでしょう。
トランジットの天体のサビアンシンボルは、出生図とは少し異なるということです。
また、出生図において射手座1度に天体がある場合、それは蠍座という水の底で圧力に耐えた結果得られる活力を表しているのでしょう。
重苦しい人間関係で圧縮され、濃密になった火の力を内包しているということです。

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