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ソードキング(2020年1月14日)

今日は小アルカナのソードキング。

ソードは風の元素を象徴し、知性による選択や判断を表します。
風の元素は、分割、整理、切断、多様化、伝達に関わります。

人物カードのキングは、意志をもたらします。
キングの意志をクイーンがイメージ化し、ナイトとペイジが具体的に推進します。
キングは別領域からの仲介者として、新規の意識をもたらします。
人物カードは、そのような人物を表す場合もあり、キングであれば「意志をもたらす人」との関わりを表すこともあります。

ソードのキングは、風の分野における意志をもたらします。
情報分析に強く、鋭く絶対的な判断力を持ちます。
カテゴライズすることで大きく視野が開き、他の人にはない見解を持つでしょう。

今日のサビアンシンボルは、山羊座24度「修道院に入る女」です。
24度を2+4で6の系統と考えたとき、6、15、24で24は6と15の両面を持つことになります。
タロットカードでは6は恋人、15は悪魔です。
呼応関係の中で要求に応え、適合するものを見つけ出すのが6恋人。
自分の主張を強く押し出し、相手に応じさせるのが15悪魔。

つまり6で環境に結合し、15でその環境を中から侵害します。
山羊座の24度は自分自身が身を置く環境に対して、均衡を崩し外へ踏み出そうとします。

修道院に入るとは、所属する環境の精神的土台となるルーツに入るということです。
6で入った環境に深く入り込み、15のようにその環境を脅かすほどの力を持ちます。
文化的、精神的源流から大きな力を得るのが、山羊座24度です。

ソードのキングは非常に冷静です。
自分のルーツが、分岐し多様化された一部であることを知っています。
違いを知り、比較評価する鋭い視点を持ちます。
多様化されたルーツを手繰り寄せていくことで、広大な視点に立ち返ることになるのでしょう。

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