感情体の下層

自分を卑下する自分も、自信のない自分も、星に帰れないと嘆く自分も、どれも本当の自分ではなく、身に着けてしまった自分ではない何かです。なんとなく落ち込んだり、どんより暗くなるのも、本当の自分ではありませんが、置いてけぼりにもできないもので、その重さから、いつでも気楽に離れることができるようになっていくことが肝心です。

その人ならではの重くなる時のパターンがあり、その重さから離れようとするときのパターンがあるものです。どういうことに気が重くなり、それを解決するために決まってしていることがあるはずです。落ち込んだとき、モヤモヤしたとき、人に話すとか、食べるとか、寝るとか。そういう当たり前になっていることに気がつくと、そのパターンからも解放され、重さから離れやすくなります。

個人所有の、肉体に汚染された感情体の下層の部分は、本当の自分ではないと考えていいです。そして脱いでいった先に残る、変わることのない自分が本当の自分です。胸の真ん中にずっとあるものです。

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