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カップ4(2020年4月11日)

今日は小アルカナのカップ4。

カップは水の元素で、感情や情緒を表します。
結合し融合する性質があります。

4の数字は、異質なものを取り込み、コピーすることで増やし、安定化させ普遍化させます。
個人を越えた普遍的なソースに接続します。

カップの4は、底なしに取り込んでいく作用があります。
個人の枠が緩んだとき、個人を越えた力を取り込むことができます。
疲れ果てたとき、眠りにつくとき、病気のとき、気が弱くなったとき、それは高次な存在や、より大きな力に接続しようとしていることになります。

宇宙人に会いたいとか、ハイヤーセルフやガイドとの繋がりを感じたいとき、目に見える物質へのこだわりを捨てる必要があります。
目の前に現れることを望んでいるうちは、側にいても気がつくことはありません。
欲しいものは忘れた瞬間に手に入るように、会いたいと思わなくなった瞬間に側にいます。

今日のサビアンシンボルは、牡羊座22度「欲望の庭へ続く門」です。
21度の能動性は、22度で受容性に変わります。
手に入れたものを離したくないし、欲望は欲望を呼び、どんどん欲しいものが出てきます。
どんなものでも受け取ろうとする姿勢は、カップ4のような底なしの受容性です。

牡羊座22度は、カップ4の絵柄にあるように、動かずリラックスして、あり得ないような欲望を抱き、手に入りそうにないものを求めています。
受容性が受容性を呼び、なんでも受け入れるという姿勢になったとき、器にちょうど良いものが引き寄せられるでしょう。

4の数字には階層があるので、その人がどの階層に同調しているのかによって、受け取るものは変わります。
家族関係の中で手に入れたいものがあるとか、会社、社会、国、地球、宇宙と、その人がどんな器を持っているかによって変わるでしょう。

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