見出し画像

双子座22度田舎踊り

野口晴哉先生の活元運動は、身体の癖とこだわりを解き、本来の動きを取り戻す運動です。身体の持つ恒常性を引き出します。他に、スーフィーダンスの回転運動も、癖とこだわりを解き放ち、軸を合わせるものです。身体の癖を取り除くことは、肉体を持つ私の癖とこだわりを解くことになるので、天と地を繋ぐ道が様々に存在するように、様々な操法が存在します。双子座22度田舎踊りについて考えていて、こういった操法を思い出していました。

双子座21度の労働者のデモは、心身の都合を顧みない、フル回転の知的活動を表し、理念や思想に心も身体も従います。22度で心身が半旗を翻すというより、理念と思想に基づく心身が生まれるとするなら、それは活元運動やスーフィーダンスのような田舎踊りによって、心身が本来性を取り戻すのではないでしょうか。

牡牛座では恩恵であり呪縛であった癖とこだわりが、双子座で洗練されるなら、21度の次の22度は、元に戻ることなく、肉体を持った私の心身は本来の力を取り戻します。

野口晴哉先生は、最終的に、身体を治すとか力を引き出すということをやめてしまったと聞きます。病気であることも、どこかが痛いことも、その人の望み通りであり、生き方そのものです。治すべきものでもなんでもない、というような境地に至ったと言います。本人の意志と目的がすべてです。明恵上人の言葉で言えば「あるべきようわ」です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?