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21世界(2019年12月28日)

今日は大アルカナの21世界。

世界のカードは、内的なものと外的なものが呼吸のように有機的な発展をもたらすことを表します。
つまり思った通りに現実は作られることを表します。

数字で考えるなら3の系統で、3、12、21です。
21は、3の外的な創造性と12の内的な創造性を兼ね備え、内面で作り出したものが形になります。

カードの四隅にいる獣はそれぞれ4元素を表します。
中心の円は本質的なものを表します。
中心から4つに分割されることで、新しい世界を生み出します。
この世界を創造するシステムは、あらゆる物事を生み出しています。

人も同じで、その人の4元素のバランスによってその人らしい現実を作り出します。
このカードが表すのは、本質的な中心が4つに刻印されることで、環境に迎合しない自分らしい生き方ができるということです。
環境と自分との間に純粋な循環が生まれます。

「世界は自分で、自分が世界」であることを体現するようになると、過去も未来も、光も影も、すべてを見通すことになります。

今日のサビアンシンボルは、山羊座6度「暗いアーチのある小道と底に敷かれた十本の丸太」から7度「力のあるベールに隠れた預言者」です。

6度で環境の一部になり、7度でそこから脱した視点を持ちます。
7の数字は落差による活動力を表しますが、山羊座の落差とは社会や組織の始まりと終わりです。

力のあるベールに隠れた預言者は、終わりを見ることになり、それはノストラダムス的な終末論になりやすいでしょう。
どんな物事にも始まりと終わりがあり、終わりがあるから始まりがあります。

世界の終わりを預言する人は恐れられますが、世界のカードのように過去から未来を見通す力だと考えれば、それは発展的です。
そして世界を生み出す力だということです。

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