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カップキング(2020年4月9日)

今日は小アルカナのカップキング。

カップは水の元素で、気やエーテル体を表します。
エーテル体は、肉体が終わっても失われることのない、永遠に感じるような自己です。

人物カードのキングは、絶対的な高次の意思です。

カップキングは、肉体を越えた霊が受け継ぐ意思を表します。
土の元素である肉体が受け継ぐ家系や血筋ではない、霊の血筋です。

血液には自我があると言われていて、肉体が変わっても連続する記憶です。
現代の私たちは、この記憶を喪失しているように思いますが、再生させることは可能です。
この血液の流れに触れた瞬間、解凍されたように理解することができます。

今日のサビアンシンボルは、牡羊座20度「冬に鳥に餌をやる若い少女」です。
鳥は霊性を表します。
少女のような純粋な動機が、自分自身の霊性に触れようとします。
牡羊座ですから、まだ牡牛座の肉体の持つ遺伝的資質に馴染んでいません。
牡羊座20度は、純粋に霊の目的を思い出そうとしているとも考えられます。
つまりカップキングに触れようとしています。

カップキング自体はメッセージを持ちません。
触れた瞬間にメッセージに変換されます。
受け取り側の意識状態や癖によって、メッセージに色がつきます。

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