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2女教皇(2020年1月21日)

今日は大アルカナの2女教皇。

2の数字は遺伝的資質や体験など、過去から蓄積されるものによって自動的に方向性が決まります。
2つある選択肢のうちひとつが自分なので、どちらかを選択することはできません。
もうひとつ視点が増える3であれば選択することができます。

女教皇が手にするのは、その人の情報が書き込まれたアカシックレコードです。
意識も選択もできず、自動的に本能的に方向づけられる潜在的な可能性を、女教皇は表しています。

誰しも自分らしく生きていると感じ、本性に素直に従って生きているとき、自由だと感じるものです。

今日のサビアンシンボルは、水瓶座1度「古いレンガ造りの伝道所」です。
山羊座から水瓶座へ移行しました。
どのサインも1度で前のサインから脱出するために、全力でサインの性質を打ち出します。
水瓶座は、山羊座の「今ここ」の「ここ」を脱ぎ捨てます。
場所性、空間性に縛られず、たとえば日本だけに通用する価値観を脱ぎ捨てます。
つまり水瓶座は共時性に生きます。
水瓶座にとって、どんなに離れていようと共鳴できることが大切です。
共時性とは場所を超えて意志や思いを共有するだけでなく、心にあるわだかまりがスッと解き放たれる瞬間に、窓の外で鳥が静かに大胆に飛び立つ、というようなことも共時性です。

水瓶座1度では、環境に縛られない自分の理想に向かって走り出します。
どんなに安定した環境も、権力も立場も捨て、自由に新しいことをしようとします。
山羊座を脱ぎ捨て、つまり山羊座を否定して、水瓶座という理想の実現へ飛び込みます。

女教皇が本性に従って生き、それに自由を感じるように、水瓶座1度も自由を感じるはずです。
水瓶座1度で山羊座環境から脱し、まずはじめに向かうのは、女教皇が表す「本性に従って生きる」ということなのでしょう。

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