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8正義(2020年9月26日)

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今日は大アルカナの8正義。

今日のサビアンシンボルは、天秤座4度「キャンプファイヤーを囲むグループ」です。

キャンプファイヤーでは火を囲みます。暗闇の中で燃える炎は、一つの志や精神性、夢や希望を象徴しています。このグループは、個人の優位性や個人の主張を捨て、開かれた人たちの集まりです。個人の突っ張りが取れると、主体と客体は溶けあい、誰が考えたことなのか、誰が思ったことなのかわからなくなります。見たということは見られたということで、選んだということは選ばれたということになります。

この度数では、親しい人との間だけで個人が開かれていますが、全惑星意識はそもそも個人に閉じていません。新しいアイデアや閃きは、自分が思いついたとか、自分だけにもたらされたと思いません。思わないというかそんなことあり得ないと感じます。思考を止め、選択せず拒否しなければ、どんな知恵にもたどり着きます。

天秤座4度は、惑星意識ならごく親しい人との間で意識を共有することになり、それぞれが10天体のうち一つか二つを担うような関係性になります。グループで全惑星意識です。するとキャンプファイヤーの炎は、3度で降りてきた恒星意識であり、夢や希望です。

全惑星意識なら、恒星意識を宿すキャンプファイヤーの炎そのものになります。新しい生き方を提示し、知恵やアイデアをもたらし、つまり夢と希望を与えます。全惑星意識は非物質存在との横の繋がりを持つこともあるので、たとえば夢の中でいつもグループで行動しているとか、そういうこともあります。

私の場合は、なんとなく5人というイメージ。なにか教えてもらうとき、ガイドとして対象化するときは2人になり、同じレベルで主体と客体が溶け合うときはグループという感じ。H12で意識が行き交うときはグループだと感じ、H24だと女性と男性のイメージになる。H6だと男女もグループもなくなります。

明確にこの星から来ましたと言えないのは、このような体験に基づくからなのですが、月の軌道にいるとき自宅だと思うのはなぜかシリウス。職場兼居候先がアルクトゥルス。ベテルギウスとは一緒に歩いていることが多い。というような体験を重ねながら整理していますが、先ほどのグループとどう関係するのか、まだわかっていません。

正義のカードは、8つの頂点と6つの面により作られる立方体、つまり一つの意識を作り出します。信念体系の箱です。どの頂点にも面にも自己同一化しなければ箱の中点に至ります。すべての惑星体験を経て、陰陽化したものを統合することで、箱のど真ん中からどの世界にも移動することができ、この箱には恒星意識が降りてきます。むしろ恒星の箱に移動してしまえば、恒星になりきることもできます。

左手で受け取ったものを推し量り、右手で意志を押し出すことは、陰陽化したものを自己で統合することで可能になります。自己であるティファレトに照らし合わせることができなければ、受け取ったものに傾き、あるいはこだわりという個人の主張に傾きます。

全惑星意識の生命の樹なら、ティファレトには恒星意識が降り注ぎます。惑星意識ならジオセントリックの太陽です。

キャンプファイヤーの火はジオセントリックの太陽あるいは恒星意識で、取り囲むグループは惑星意識の親密な仲間、あるいは全惑星意識の渦です。天秤座4度は、仲間と作り出す全惑星意識の箱なのか、恒星意識を宿す箱なのかによって意味は変わりますが、恒星の意図を持ち込み、新しい生き方を提示していくことには変わりないでしょう。

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