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カップ3(2019年12月27日)

今日は小アルカナのカップ3。

カップは水の元素で情感や気を表します。
くっつく性質があるので、思いを共有しその場の雰囲気を作ります。

3の数字は生産性を表します。
流動的なので、決まったものを生み出すわけではなく、なんでもかんでも生み出します。
つまり創造原理を表すということです。

カップの3は、思いが共有されていくことで生産性が生まれます。
楽しい交流による協力関係を表します。

今日のサビアンシンボルは、山羊座5度「カヌーを漕ぎ、戦争の踊りを踊っているインディアン」から山羊座6度「暗いアーチのある小道と底に敷かれた十本の丸太」です。

4度で和気あいあいと目的に向かい、5度で戦闘的な姿勢で目的を達成しようとします。
5の数字は自己主張を表すので、周囲の状況は考えず壮大な目的に向かってなんでもできる気になるでしょう。

次の6の数字は、周囲を意識し、その要求に応えようとします。
山羊座では弱肉強食の力が働くので、より大きな集団の圧力に負け、その環境の一部となります。
環境の一部であるということは、壁紙の色によってその部屋の雰囲気が変わり、食べ物によって体調が変わるようなもので、一人の人のやる気がその環境に影響します。
山羊座の表す社会や会社で言うなら、犠牲となり人柱となるようなものでしょう。

カップの3は、やる気が共有される様子を表しています。
水の元素の一体化は、個人性を否定します。
それは個性を殺されるようで、犠牲や人柱になると感じるかもしれません。
山羊座6度では、自分の気持ちのあり方ひとつで人はついてくるし、うまくいかないと思っていたこともうまくいき、反対もありうることを実感するでしょう。

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