ワンド8(2020年1月27日)
今日は小アルカナのワンド8。
ワンドは火の元素を象徴し、精神性や哲学性を表し、その人の生きる姿勢に関わります。
8の数字は圧縮や蓄積に関係し、火の元素と関わると意欲を集中させ限界を突破する力になります。
と言っても8の数字は偶数で内側に向くので、外から見てもわからないでしょう。
自閉的に見え、内面では意識が変容し見える世界が変わっていくのがワンド8です。
今日のサビアンシンボルは、水瓶座7度「卵から生まれた子供」です。
現代人は、肉体的感覚に依存し生きています。
簡単に言うと、見えるものや具体的な物事がすべてで、経験や経歴に依存しているということです。
水瓶座7度は、そういった肉体的物質的感覚は本当の自分ではなく、自分の中心にある卵のような自己を自分として生きます。
一般的な情感のある交流や社会性はなく、反対に普遍性に生きるような姿勢が水瓶座7度にはあります。
ワンド8もまた、生きる姿勢としての精神性や哲学性が、どこにも依存することなく、その人の中心で圧縮されます。
ワンドの8は、限界を突破する集中力を表しますが、それは外界に依存することのない自己の中心に開放されていくということかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?