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ソードの3(2019年6月15日)

今日は小アルカナのソードの3です。
ここ数日2と3の数字が中心に出ています。

牡羊座から魚座までの12のサインは円環になっています。
太陽は春分点の牡羊座から魚座まで一年かけてぐるっと360度一周します。そして春分点からまた新しい一年が始まります。
360度を12サイン(星座のこと)で割ると、それぞれのサインは30度です。
そしてその一度一度は象徴的な詩で表現されています。

どのサインでも最も強力な度数は21度です。
ここ数日2と3の数字によって創造力や生産力の調整が出るようになったのは、双子座21度からです。
双子座は能力を発揮し個人の力を押し出していくことをテーマとしています。
それは他者や環境を考慮に入れない、自然ですら知性で変えることができると信じ、人間の知力の限界を超えていきます。
牡羊座の自我は1、牡牛座の身体は2、そして双子座は3番目のサインとして、2の中の1を発展させていきます。
自我の宿った身体が個人として実際的な経験を積んでいきます。
3番目のサインとして双子座は、感情と身体を思考の力で外へと連れ出します。つまり可能性を広げていきます。

今日はソードの3で、風の元素の3です。3番目のサイン双子座も風の元素です。
風の元素は知性や分割を表します。3の数字は創造です。
ソードの3は知性による創造や、選択し余分なものを排除することで方向性が決定していくことを表します。

今日のサビアンシンボルは17:56に双子座24度「氷の上でスケートをする子供」から双子座25度「パームの枝を刈る男」へ変わります。
双子座1度で、恐る恐る、だけど興味津々に、ガラス越しに覗き込んでいた水は、今では氷へと固まり、その上で自由にスケートをしています。
興味の対象であった自分の可能性は確実に固まり、本当に自分がしたいことだけを余裕を持ってできるようになります。
そして自然の摂理に逆らうように、自分の意志で不必要なものを切り落としていきます。
「何ができるか」よりも「何をしたいか」が重要です。

ソードの3の生産性は選択や排除による方向付けによるものです。
一つのものを3つに分けることで方向が決まること、そして3つが揃うことで個人の目的が決まること、を表しています。

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