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14節制(2020年3月21日)

今日は大アルカナの14節制。

節制のカードは生命の樹ではティファレトとイエソドを繋ぎます。
ティファレトは太陽であり自己の中心で、イエソドは月でありエーテル体です。
太陽の意志を受けとる月。
本質のままのエーテル体。

節制のカードは、自動再生される月に太陽の意志を書き込みます。
つまり月を書き換えます。

月を私生活だとするなら、目的に合わせた生活にしていくことになり、まさに節制です。

今日のサビアンシンボルは、牡羊座1度「女が水から上がりアザラシも上がり彼女を抱く」から牡羊座2度「グループを楽しませているコメディアン」です。

牡羊座の1度の外に飛び出す衝動的な活力は、2度で立ち止まることになります。
ふと周囲を見渡し、新しい環境でどのように振る舞うべきなのか真似をしはじめます。
それは新しい活力や意志を自分自身に植え込む行為に近く、節制のカードの表す自己生殖に近いでしょう。
魚座から牡羊座への切り替えで受け取ったものは、1度で太陽の意志のように輝き、2度で月に書き込まれます。
太陽の抽象的な意志は、周囲の真似をするように自分自身の中で具体的になっていきます。

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