創造行為とは意味を生み出すこと

大海原に島が生まれるように、混沌の中に意味が生じることが、出来事であり出会いであり、物質です。目に見えるものの中に意味を見出すことが大切だと言ってきてますが、そもそも意味があるところ、意味があったところに形があります。意味がない出来事も出会いも物質も存在しません。意味の抜けたものなら存在します。イエソドとマルクトの間には断絶があると言われていますが、マルクトに閉塞しているなら断絶していることになり、肉体に閉じこもらないなら、あくまでも振動数の違いという梯子がかかっていることになります。

混沌には意味が存在しないというか、意味を台無しにしているというか、つまり陰陽化する前の状態ということなので、意味がある=陰陽化していることになります。対象があってはじめて意識が働くように、陰陽に二極化することで意味が生じます。そして陰陽に二極化する前には意図があり、意図がなければ意味も生じないわけです。物事の輪郭の中に意味を見出すというより、生命力の渦の中に線を描き輪郭をとることで、そこに意味が生じます。

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