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2女教皇(2020年3月18日)

今日は大アルカナの2女教皇。

2の数字は天と地を表すことがあります。
天と地に分かれることで世界が生まれ、大地の側で形になったのが今ここで生きる私たちです。

女教皇がもつ書物には、天と地の契約書のように私たちがもつ可能性が書かれています。
経験で培うものではなく、生まれる前から持っている資質に従うことを、女教皇のカードは表しています。

今日のサビアンシンボルは、魚座28度「満月の下の肥沃な庭」から29度「プリズム」です。
28度で意志がかたまり、29度でプリズムのように創造の過程に入ります。
光が7色に分かれるように、私たちは7色のうちの一色を生きています。
大いなる一から分光したものが今世だと言え、他の6色が前世や来世を含めた他の人生だということ。

春分点を控えた今、生まれ変わるために新たな創造の過程に入ろうとしています。
それは女教皇のカードが表すように、生まれる前から持っている可能性に立ち返り、生まれ直すということです。
経験に基づかない資質とは、自動的に働くので意識するのは難しいもので、経験に基づくものに頼らないのは、不安を感じることもあるでしょう。

魚座29度で女教皇の持つ書物を開くことで、自分自身の大本にある可能性を開くことになるでしょう。

改めて、何を目的に今世を生きているのか。
そこに立ち返るのが良いでしょう。

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