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カップクイーン(2020年1月25日)

カップは水の元素を象徴し、情感や気を表します。
水が放置しておくと腐るように、それだけでは変化することができません。
同質のものと結合し、常に受け皿として働きます。

人物カードのクイーンは、キングの意志を受け取る受け皿です。
キングの意志はクイーンがイメージ化します。

カップのクイーンは、上位の意志を受け取る受け皿であり、それはミズハノメのように巫女的です。
目に見えないものを受け取り伝えます。
霊感や霊能力と言われるもの、あるいはシャーマンなどもカップのクイーンが表すものです。

また、水の元素に限界はありません。
土の器に入らない限り、水単独ではどこまでも果てしない性質があります。

つまりカップのクイーンは底なしの受け皿で、どんなものでも受け取ります。
たとえば感情のリミッターが外れたように、個人を超えてどんなものでも受け取ってしまいます。
通常リミッターが働いているので、自分と関係のないものは受け取らないようになっています。
そもそも同質のものでなければ引き寄せることはありませんし、嫌悪感を感じて遠ざけたりするものです。

カップのクイーンは、心が大きく開き個人を超えたものを受け取ります。
そして神秘的なものや豊かなイメージをもたらします。

今日のサビアンシンボルは、水瓶座5度「先祖の委員会」です。
このシンボルで思い浮かぶのは、ガイドたちの会議風景です。
目に見えない領域で、「ああしたらいい、こうしたらいい」「これは説明した方がいいんじゃないか」と常に会議は行われています。

人は個人を超えた大きなものの受け皿に過ぎず、肉体という出先機関であり、私だと思っている私は仮の私だということです。

カップクイーンが受け皿であるように、水瓶座5度も器に過ぎないということに気がつきます。
本来性を取り戻すような安堵感があり、深い感情や愛情、そして深い理解を得られるはずです。

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