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ペンタクルスの8(2019年11月20日)

今日は小アルカナのペンタクルスの8。

ペンタクルスは土の元素で、限界や制限に関わります。
土の中には、火水風の元素が内包され、完成や総合性を表します。
物質や肉体、肉体的感覚や資質を表します。

8の数字は、溜め込み圧縮し力にします。
7では、客観性や真の能動性はなく、落差や葛藤から流れ落ちるような活動力が生まれますが、8ではその力を堰き止め溜め込むことで、客観的に力を見ることができるようになります。
そして自分の目的に合わせて発揮できるようになります。

ペンタクルスの8は、具体的な面で力を圧縮することを表します。
こつこつと取り組むことで、資質は研磨されていきます。

今日のサビアンシンボルは、蠍座28度「自分の領土に近づく妖精たちの王」です。
サインも終わりの方になると、そのサインの資質から抜け出そうとします。
蠍座は、自分に足りないものを他者との深い関係から補おうとしますが、28度で他に求めることをやめます。

衝動や欲望を他者との関係の中で実現させていくことは、重くゆっくりです。
自分の中に、確かな自分自身の世界を築き上げれば、それは何でも実現可能かもしれません。
他者との繋がりから生み出すのではなく、自身の中に築き上げることで生み出していきます。
それは自分の中に「妖精王の王国」をつくりあげることになるでしょう。

今日のペンタクルス8は、絵柄にあるように、資質をこつこつと自分自身に打ち込むことになるでしょう。
つまり王国を築き上げます。
本当に実現したいことが自分の中で確立されます。

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