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ワンド9(2020年7月20日)

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今日は小アルカナのワンド9。

9は精神性や哲学性を表し、その人の変わることのない本性を表します。
どこにも着地することなく、手荷物も最小限に身軽な旅をするのが9です。
ワンドもまた精神性や哲学性に関わり、土や水の元素のように安定や維持、共感や愛着によって立ち止まることはありません。

ワンド9は直感や興奮、意欲によって旅をします。

今日のサビアンシンボルは、蟹座28度「現代の少女ポカホンタス」から29度「双子の体重を量るミューズ」です。
27度で恒星に飛び出し28度で戻ってくると、二極化したものが再構築され新しい調和が生まれます。
そして外界との新鮮な新陳代謝が生まれると、29度ではこれまで足を下ろしていた世界を、俯瞰した視点で見ることができるようになります。
双子の体重を量るとは、蟹座と獅子座の境界線に立ち、どちらに偏ることなくその差成分を見ることで、帰属する集団意識を認識します。

蟹座から全惑星意識や恒星に自我を置く視点でサビアンシンボルを考えていますが、全惑星意識から恒星に自我を置くことを目的にするのか、恒星に自我を置いて下りてきた視点でシンボルを考えるかによって、だいぶ変わってしまうし、全惑星意識が帰属するのはどう考えても恒星なので、すると上がったり下りてきたり忙しい。
恒星に自我を置き、地上ではどう生きるかを見いだしたいところです。

おとといの夢では、海から二つのカードを受け取り、一つは依頼が書いてあり、一つは地上での具体的な生き方リストが載っていました。
恒星から戻り地上的にどう生きるか、は楽しい遊びみたいなものですが、地球用サビアンを参考にしてみてもおもしろいかもしれない。
受け取った生き方リストはサビアンシンボルみたいなものだし、10通りもなかったけれど、依頼書と生き方とはマッチしているだろうし。

というわけで、地上に足は着けず、着けないように慎重になりつつな視点で引き続き考えていこうと思います。
視点が整理されないのは、私の視点そのものでもあるのだけど。

蟹座28度29度は、蟹座に波風が立ちます。
帰属する集合意識の中では、すべてが自己同一化した信念体系ですから、その信念体系は外から見れば一目瞭然でも、内側からはわかりません。
獅子座の火の性質によって、当たり前に同化していた価値観から抜け出すための直感が働き始めます。

ワンド9は蟹座のような安定や定着ではなく、直感と精神性によってとどまることなく進みます。
そしてたった一歩踏み出すだけで、どこにいたのか、何に所属しているのか、気がつくことができます。

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