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21世界のカード(2019年11月19日)

今日は大アルカナの21世界のカード。

世界のカードは、内面のイメージが外面に反映されることを表します。
つまり世界の中心は自分自身であり、世界を構築するのは自分自身だということになります。

「誰の言葉にも、どんな影響にも左右されない」
「生活や人生が自分の意志で構築されている」

世界のカードは、このように物質世界や現実世界に意志が降りてい行くこととを表しますが、反対にこの現実世界から飛び出すことも表しています。
それは絵柄の4隅に描かれる獣に象徴される、4元素を統合させることで第5元素の扉が開くことです。

自分自身の本質に沿って、抜けなくその資質を体験し揃えることで、輪廻転生から離脱することができます。
これが4元素の統合から第5元素の扉が開くということです。

今日のサビアンシンボルは、蠍座27度「行進している軍楽隊」です。
26度で自分の生き方が確立しました。
どんな環境でも「自分らしく生きることができる」「自分の力で生きることができる」。
この知恵と力に対する自信は、軍楽隊となり他の人たちに伝えたくなります。
軍楽隊の音楽は、押しつけがましく感じることもあるでしょう。
聴きたくなくても耳に入ってくるような、強引さがあります。

「誰かに自分の力を認めてもらいたい」という依存心が、この度数では見られるかもしれません。
他の誰かにわかってもらうことを前提に主張することになります。

世界のカードは、完全に自己完結しています。
何かに依存することを表してはいません。
ただ、世界のカードは終わりであり始まりです。
21のカードは0のカードに戻ります。

どこにいても自分らしく生きられる世界のカードは、前進し続けます。
どこでなにをしていても可能性を開くことができるからです。

今日の世界のカードは、飛び出すのではなく降りていくことを表しています。
自分という生き方を、山から里へ下りるように、他の人へ伝え主張していきます。

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