中空で考える

解説者が強いと、知覚者が知覚したものはなかったものになり、知覚者が強いと、知覚したものを理解できずに翻弄されます。どちらが強くてもおかしなことになるので、ありのままに見ること、知らないことを知ろうとすること、見たものについてありのままに考えること、この姿勢が大切です。それと、理解するのは頭ではなく、頭と胸が連動することで理解に至ります。胸で知覚し胸で考える。つまり身体の外で考え、中空で考え、中空で理解するということです。本音がわからないと、中空で考えることができないということでもあります。

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