物を変えるのではない

マトリックスを見ていたら、少年がキアヌ・リーヴスにスプーン曲げを教えていて、「スプーンを曲げようとしてはだめ、自分が曲がらないとだめ」というようなことを言っていました。物質や物質界の色々を変えるには、自分自身が変わらなければいけません。たとえば引き寄せをしたい人の多くが望む、「不労所得で生活したい」というのも、自分自身が不労所得で生活する人にならなければ、目に見える現実は変わりません。

「心に反応しない現実」に慣れ過ぎ、「心に現実が反応しては困る」ということが常態化していることも多々あります。悲しんでも怒っても、物が溶けたり壊れたりしないという安定を当たり前にしていると、あると思うだけでお金がたくさん入ってくるということも、青天の霹靂で起こり得ないことになります。

物質に意味を与え、生命力を引き出す側になると、物は心に反応するものになります。意味を与え、生命力を与えるというのは、自分自身が先に変わっているということです。

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