ワンド８（2020年7月24日）

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今日は小アルカナのワンド８。

今日のサビアンシンボルは、獅子座２度「おたふく風邪の伝染」から３度「髪形をボブにした女」です。２０時ころ３度に入ります。
２度では１度に対して周囲のリアクションが返ってきます。１の始まりは目的は決まっているが目的地がはっきりしておらず、とにかく進みだし、２では進みだした先に目的を映し出す対象に出会い、だけど目的地はわからないので映し出されたものに左右されます。

獅子座１度の心身を麻痺させる生命力や活力は、２度で周囲の人を巻き込んでいきます。
１度では自分自身の放つ力に無自覚で、むしろ自覚してしまうと消えてしまうような影響力が、２度で伝染していきます。
１や２のようなはじめの方の数字には、この世界に来た目的を忘れ、肉体に入ったときの記憶がないように、無自覚なだけ勢いがあります。

円を２分割する１８０度のアスペクトは２に関係し、対象に意識を射出し、対象の中に可能性を見出します。
オポジションは周囲への影響力や主張となるように、獅子座２度でも火の勢いが境界線を越えて周囲へと広がります。

ライブに行って散々暴れて帰ってきて、ふと我に返り、何をそんなに盛り上がっていたのだろう、というのも、獅子座１度の心身喪失した創造力に２度の観客として巻き込まれた結果です。
我を忘れる、というのは境界線を越える、ということです。

ワンドの火でできた８つの頂点を持つ箱は、獅子座の創造の炉のようです。
昨日のインスタで「あなたが創造の炉になる」と書きましたが、この世のすべてあらゆるものを生み出すのは自分自身である、という能動性は獅子座らしいものです。

８の数字は溜め込み外に漏らさないので、ウェイト版の絵柄はワンド８の失敗のようだ、と松村先生は書いてますが、今日のカードとしては、外に漏れ出てしまったウェイト版の絵柄が合っているようにも見えます。
集中し密度を高めた精神性や創造性が、伝染病のように感染していきます。

全惑星意識が恒星意識の受け皿になり、８正義のカードは全惑星意識の獲得に関係するので、ワンド８の創造の炉も、恒星意識を受け取るかもしれません。
そもそも創造の光線は上から下りてくる恒星意識で、創造行為は地上では不可能です。
上から下りてくる意識によってのみ、創造することがきます。