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ワンド6(2020年11月22日)

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今日のサビアンシンボルは、射手座1度「共和主義キャンプファイヤーの威厳ある軍隊Grand army of the Republic campfire.」です。05:35頃、射手座に入ります。

蠍座から抜け出した射手座は、自由を謳歌します。9番目のサイン射手座は、着地点を見つけようとするわけでなく、掴んだものからは離れ、グレードアップを目指します。大地を蹴り上げ走るように、着地は一瞬に、地上との接点は最小限に軽やかに旅をします。

着地しない射手座は普遍性を求め、たどり着いた正解はあっという間に過去のものになります。人間関係に悩み、対処方法や解決方法を見出そうと考え続けると、段々人間に詳しくなり、一つの解決方法が永遠でないことも知り、そのうち精神が成長していきます。

Grand army of the Republicは、南北戦争に従軍した退役軍人によるネットワークで、「友愛、慈善、忠誠」を掲げています。射手座1度の退役軍人のキャンプファイヤーは、蠍座で共に戦った仲間が、今ではそれぞれの人生を歩み、火の元に再び集結しています。campfireという言葉自体に、「軍人の再会の集い」という意味があるようです。

蠍座では、一つの物語、一つの宗教のもと、親密な関係性の中でより大きな成果や自己変容を目指してきました。物語に包まれ、恒星に包まれていた蠍座から射手座は飛び出し、大地と天上との接点を持ちながら、包まれている恒星を理解していきます。

恒星の性質を理解することは、地上から見た相対的判断に過ぎませんが、理解しようとするとき、陰陽化を解き地上から離れる必要があるので、人が進化する過程で重要です。走ることは、大地を蹴り上げ中空に浮かび、再び大地に接することを繰り返します。中空に浮かんでいるとき陰陽化が解かれ、大地に接するとき陰陽化しています。左右の足が前後しながら交互に大地に接する様子は、夢を理解し、恒星を理解する様子を表しています。

射手座は走ることで、中空で得たものを大地に接したときに理解し、その足跡は言葉になっていきます。

射手座1度の退役軍人の再会の集いは、かつての自分を思い出すことで、今の自分を明確にします。包まれている恒星はすでに自分自身だと、強く感じるでしょう。

今日のカードはワンド6。ワンドは火の元素で、6は結合です。火の興奮や高揚感が相応しい環境や対象と結びつき、さらに喜びや気分の盛り上がりを生みます。火の元素は勢いがあり素早く性急です。精神性や活力に環境が反応し、その反応によってまた燃え上がります。

火の元素を恒星の創造力と考えると、ワンド6は、創造の活力が相応しい手段や環境を見出し、つまり地上との接点を持つことで行動が生まれることを表します。運動感覚が当てはまる射手座は、反発する火を表し、行動を生みます。

射手座1度は蠍座の水から自由になり、自分の手足の動きを確認するかのように、言葉を次々と生み出し、それはいずれ理解に繋がります。射手座1度のワンド6はハイテンションでノリがよく、包まれている恒星について話し出すかもしれません。

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