服という信念体系

上からの流れと下からの流れが合致し、上から注がれる力が足元まで届く服は、着物やワンピースなどです。服を選ぶとき、上と下の組み合わせを考えたり、全体のバランスを考えてアイテムをプラスしたり、金属や石を身に着けることは、信念体系そのものを表現しています。流行に乗ったセンスや美しさとは関係のないところで表れます。

身に着けるものは、見たもの触れたものに影響され、この世界にあるものを使って構築される信念体系だと言ってもよいかもしれません。社会内自己用の服、本質的自己用の服があるかもしれないし、少しずつ身に着けるものが簡素になっていくかもしれない。どうしても着れない服があったり、「これしか着れない」ということもあるかもしれない。

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