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ワンド4(2019年12月30日)

今日は小アルカナのワンド4。

ワンドは火の元素を象徴し、自然で素朴な成長力をあらわします。

4の数字は、個人を越えた大きなものに吸収され、力を得ることをあらわします。

つまりワンドの4は、自然で本能的な力が回復することをあらわします。
火の元素がより大きな火の元素に触れることで、増えるようなイメージでしょう。
たとえば森の中にいるだけで、大自然の力を吸収し元気になっていくようなものです。

今日のサビアンシンボルは、山羊座8度「しあわせそうに歌う家の中の鳥」から山羊座9度「ハープを運ぶ天使」です。
8度で環境に対する否定も肯定もなくなり、まるでどこにいても自分自身に閉じこもっているような生き方になります。
不満も満足もなく、完全に環境に適応していると言えます。

9度では、もっと大きな環境に適応しようとします。
ハープはハーモニーを生み、音は肉体を超えて広がります。
身体感覚の中で唯一聴覚だけが外へ拡大する知覚です。
肉体感覚に依存した生き方は、たとえばグレゴリオ暦に合わせた生き方のように、どこか不自然です。
この度数は、ハープや天使に象徴されるように、仕事や人間関係ではなくたとえば天体の動きに合わせて自然に生きることを表します。

それはつまりワンド4のように、気ぜわしい生活から離れ、自然界の強大な力の流れに取り込まれることによって、活力を取り戻すのでしょう。
ゆったりとした穏やかな気持ちになるはずです。

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