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3女帝のカード(2019年6月13日)

今日は大アルカナの3女帝のカードです。

3の数字は絶え間ない生産性を表します。
2ではどちらかひとつが自分の位置になり、選択権はありません。
鏡がなければ自分を見ることができないように、2では対象は永遠に対象で自分は自分です。

3は能動、受動、中和の三つによって創造することを表します。
三つの要素からあらゆるものが生まれるのは自然原理です。
「活動、不動、柔軟」や「思考、感情、身体」などと言い替えることもできるでしょう。

生産が止まるのは4の数字です。
3の数字は、人が生きている以上細胞分裂を繰り返すような、果てしない生産性を表します。

今日のサビアンシンボルは15:41に「田舎踊り」から「木の高いところにある巣の中の三羽の雛」になります。
「田舎踊り」は知性の突出した働きにより、疲れきった感情と身体を休ませることを表します。
田舎で「休む」ではなく「踊る」と表現されるのは、静かな環境のなかで自分のペースで自由に心と身体を働かせることを表しています。
心身を休ませるとは、単になにもしなければよいわけでなく、その人に合った環境とやり方で心身を自由にすることが大切です。
休むことによって知性と感情と身体のバランスが取れると、それは「木の高いところにある巣の中の三羽の雛」になります。
木の高いところにあるとは、まだ現実化していないもので、雛はこれから育つ大切な可能性です。
知性の限界を越え定着した新しい自分は、これから育てていく大切な個性と才能です。

3女帝のカードの三つの要素は「思考と感情と身体」で「三羽の雛」です。
今日のサビアンシンボルには、果てしない創造の可能性を秘めていることがわかります。

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