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17星のカード(2019年11月21日)

今日は大アルカナの17星のカード。

17星のカードは、一つ手前の16塔のカードの体験が非常に大切です。
塔のカードで、着ぶくれした信念体系や価値観を脱ぎ捨てることで、星と繋がることができます。
どれだけ裸になれたかによって、星から受け取るビジョンは変わってきます。

今日のサビアンシンボルは、蠍座29度「首長に自分の子供たちの命ごいをするインディアンの女性」です。
「自分の子供たち」とは、自分自身の中で育つ新しい可能性です。
インディアンの女性は、今いる場所から離れて新しい可能性に生きようとします。
その可能性は、他の誰かがいなければ成り立たないようなものではなく、真に本質に沿った自分らしいものです。

この度数では、古い人間関係や依存心に可能性が殺されることがないよう、命乞いします。
進むべき道が見えているのに、愛着や依存によってその一歩を踏み出せない状況を、蠍座29度は表しています。

星のカードで受け取るビジョンは、未来への希望であり理想です。
このインディアンの女性は星との繋がりを取り戻し、夢と希望という新しい可能性を抱いています。
その可能性が殺されることないように、飛び出さなければなりません。

愛着や執着を脱ぎ捨てることで、より大きなものが見えてくるのですから、今一度裸になることで大きな一歩を踏み出せるはずです。

今日、塔のカードでなく星のカードだったのは、価値観や執着を脱ぎ捨てることより、すでに宿っている夢や理想の方が重要だからです。
蠍座から射手座へ向かう中で、水の中の「火」が強くなっているのでしょう。

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