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12吊られた男(2020年1月12日)

今日は大アルカナの12吊られた男。

吊られた男は地に足をつけず、天を大地にするかのように吊られています。
地上に足をつけるとは、外面的な社会や環境の価値で生きるということ。
吊られた男は内面に価値をおき、あらゆる知識もアイデアも自分の中から引き出します。

今日のサビアンシンボルは、山羊座22度「敗北を優美に認める将軍」です。
21度で社会に参加し目に見える成果や成功に価値をおきました。
どのサインも22度は、21度の勢いの反動として内向きになります。
目に見える成功に興味はなくなり、その裏側にある精神的価値や目に見えない豊かさに気がつきます。

吊られた男も山羊座22度も、社会からは見えなくなります。
天を大地にするとは、現代人が目に見える物質的なものに価値をおくのとは反対に、内面的豊かさや個人を超えた広大な精神領域に生きるということです。

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