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カップキング(2020年1月8日)

今日は小アルカナのカップキング。

カップは水の元素を象徴し、感情や気、集合意識を表します。

人物カードのキングは、意志をもたらします。
キングとクイーンは、天の意志とそれを受け取る大地の関係。
キングの意志はクイーンによってイメージ化され、ナイトとペイジが具体的に実行します。

カップのキングは、水の元素の意志を発します。
集合意識は海で象徴されますが、キングにとって集合意識は飲み込まれ流されるものではなく、流れを読み流れを生み出すものです。
つまり人の心を読み扇動し、流行を生み出す力があるということ。

今日のサビアンシンボルは、山羊座17度「密かに裸で入浴する少女」から18度「イギリスの国旗」です。
17度で心の自由を取り戻し、18度でその心を管理しようとします。

「イギリスの国旗」が表すのは、大海原を航行するイギリス艦隊です。
海を制覇していたイギリス艦隊は、集合意識や感情を能動的に扱うことを表しています。
17度で野放しになった感情を、18度で管理し能動的に扱います。
カップのキングは集団感情を扱いますが、感情は結びつき共有されていくので、そもそも自分自身の感情を対象化できていなければ、集団感情と個人感情は混同されます。

カップのキングは、個人感情を対象化して集団意識を乗りこなし、目的に合わせて人を扇動し、もちろん自分自身の感情もコントロールしています。
蟹座の子どもの感情を山羊座の大人の常識が管理します。
やりたくないことにも必要があればやる気になり、表面的に取り繕うのではなく、本気でその気になることができるでしょう。

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