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19太陽(2020年2月8日)

今日は大アルカナの19太陽。

太陽のカードは数字で言うと、1+9=10で1の系統です。
1魔術師、10運命の輪、そして19太陽です。
3番目の19太陽のカードは、1魔術師と10運命の輪の両方の性質を持ち合わせます。
10の今ここにある成果という完成したものに、1の未知の可能性を持ち合わせるので、完成しているけれど新しい可能性にも開いている、という柔軟な姿勢になります。

また太陽のカードは、今まで選択しなかったもの、影に回っているものを再生させます。
地球に生まれ落ちるとき置いてきた片割れ、つまりツインを取り戻すことを意味します。
ツインを取り戻すとまでは行かずとも、陰陽に二極化したものを取り戻すことは、日々小さく起こっています。

創造すること、つまり現実化していくことは、自己分割であり、それとは反対の流れが二極化したものを統合していく流れです。
自己分割とは選択し現実化することであり、選ばなかったものは影に回り、それは今の自分自身とは正反対の性質のものです。

今まで気がつかなかった自分、否定していた自分、そういったものを取り戻すことで、陰陽が衝突し、二つの異なる流れが合流することで、こだわっていたものや無自覚な寂しさなどが消滅します。
それは物事を真に理解する力になります。
現実逃避的な心は消えて、相手の考えを真に理解し尊重でき、毎日が気づきで満ちていることを知ります。
表に出ているものと、裏に回ているものが両立されるという意味では、公私の両立もあるでしょう。

今日のサビアンシンボルは、水瓶座19度「消しとめられた山火事」です。
18度で仮面がはがされたことによって、内面は外界に明け渡されます。
内面のこだわりや思い込みに無自覚に従うことはできず、どこへ燃え移るかわからない山火事をその都度消していくように、外界の出来事に生き生きと従い始めます。
すると開いた心は、毎日がたくさんの出来事で満ちていることに気がつき、太陽のカードのように変化に抵抗することなく、真の気づきや発見をすることになります。

太陽のカードは、反対の性質を取り戻すことで、大きな視点に立ちます。
自分だと思っている自分とは反対側にいる自分を知ることで、陰陽が対消滅するかのように視界が大きく開けるということです。

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