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ワンド3(2020年1月23日)

今日は小アルカナのワンド3。

ワンドは火の元素を象徴し、精神性や哲学性を表します。
目に見えない勢いのある成長力です。
3の数字は生産性を表すので、ワンドの3は火の元素の生産性ということです。

火の元素は植物の成長にたとえられますが、種から枝葉を伸ばし花を咲かせ、また種を落とすように、絶え間ない循環と生産性がワンド3にはあります。

たとえばアイデアがどんどん生まれ続ける様子や、一つの成果から次の可能性を考えることなどが想像できるでしょう。

火の元素は、土や水の元素の着地に反発するように上昇します。
具体的なことに落とし込むよりも、壮大な夢を思い描きます。
過去を否定し決別するように、未来への希望に向かいます。

もちろん火の元素に地道さはないので、非現実的で大胆な夢や希望を思い描くことになります。

今日のサビアンシンボルは、水瓶座3度「海軍からの脱走兵」です。
海が象徴する集合意識や集団感情から抜け出します。
集団意識の力は強烈で、個人は必ず淘汰されます。
個人は気づかないうちに集団感情の影響を受け、意識できないままに縛られていきます。
みんなが同じルールのもと、同じ考えや感情を持つことを強制してきます。

水瓶座3度は、山羊座の「社会」という規律や常識という集団意識から脱出します。
そのためにはワンドの3のような、過去を否定して決別し、未来への夢や希望に燃えることが必要になります。

ワンドの3は、水や土に消されることがないように、止まることなく発展しなければなりません。
水瓶座3度も、水や土でできている社会という集団意識に淘汰されることがないよう、壮大な夢や希望を抱い続け、自由を主張し続ける必要があるということでしょう。

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