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投球障害、上腕骨頭の異常運動による痛み

写真は患者K様
いつもありがとうございます
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本日は投球障害、上腕骨頭の異常運動による痛みインピンジメントについて
先日のインナーマッスルも踏まえつつ
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肩の問題を訴えて来院される方は多数います
特にスポーツをされている方
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私たちの立場からすると多くの場合は筋肉にアプローチして骨頭の異常運動を治そうとします

肩の動きには様々な筋との関係があります
回旋筋腱板は上腕骨頭をしっかりと関節窩に求心位を保つ筋肉ですが
三角筋、上腕二頭筋短頭、上腕三頭筋長頭、大胸筋などの影響を受けます
こういう筋肉の緊張のバランスが非常に大事になります

特に多い症例は胸筋群の硬さからの問題
夏場に向けTシャツ、ポロシャツをカッコ良く着る為に胸筋を鍛える男性は沢山いると思います!?だけではないですが
その他職人さん、産後のママさん、ドライバーさん等も多いですかね

胸筋群のタイトネスが問題の肩は肩甲骨が外転前傾、上腕骨が内旋位となり骨頭が前方変位します
胸筋群の柔軟性を出し、アライメントを正せば改善される場合が多いです
猫背も改善

回旋筋腱板をしっかり機能させ
その他筋肉のタイトネス問題を改善していくことは大切です
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その他、我々では難しい症例
*骨棘ベネットなどの骨増殖変化
*靭帯や関節包の肥厚、骨化によるタイトネス
手術介入が必要な場合もあります

感覚8〜9割くらいはリハビリで改善していきますが、残りの割合はいくら治療しても改善が難しい場合もあるのが実際です
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しっかりと評価して治療するよう努めています
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