![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143737079/rectangle_large_type_2_c1480bfa6ea4ac3bbb35303e86db787f.jpeg?width=1200)
東京のド真ん中 青大将の森は危機に瀕する
![](https://assets.st-note.com/img/1718111207106-p4SMDpSav2.png?width=1200)
古木巨木が鬱蒼と生い茂る有栖川公園(港区)を訪ねた。起伏に富んでいて「プチ山歩き」の感さえある。
どこまで緑が続くのか。嬉しくもあったが、いささか不安になりかけた頃、ガードマンと出会った。
「あの辺も有栖川公園なんですか?」
「ええ、そうですよ。森ですよ」。
ガードマンはやや間を置いて「ついこの間、ヘビを見ましたよ。青大将でした。その翌日には小さい青大将を見ましたよ。子供でしょうね」。
青大将は有栖川公園だけではない。日本庭園協会の高橋康夫相談役も、日比谷公園で青大将を見たという。「東京の真ん中に青大将がいるんです。そんな(日比谷)公園を壊しちゃいけないんです」と力説する。
港区は選挙の結果、樹木の伐採に異を唱える新区長が誕生した。有栖川公園の森は新区長が掌返しをしない限り守られるだろう。
しかし日比谷公園120年の森は、新知事が登場して進行中の再開発にストップをかけない限り、破壊されることになる。青大将は住み家を失う。
![](https://assets.st-note.com/img/1718111713894-GiVB3Q2XKV.png?width=1200)
~終わり~
◇
【読者の皆さま】
田中龍作ジャーナルの財政が危うい状況にあります。物価高騰の折、大変恐縮ではありますが、窮地をお救い下さい。
田中龍作ジャーナルはマスコミが報道しない、報道できない事実を伝えるメディアです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?