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白馬で本屋さんをセルフリノベで作った話 (7)

メールを確認し申請に必要な情報は調査済だったので、本題の懸案の「建築・用途変更の検査済証の写し」について相談してみる。

「あー、そういう事ですね。本来は必要な書類なのですが、古民家などの古い建物でご用意できない場合はナシで進めていただいてるケースもあります、ちょっと私からは確定的な事は言えないのですが担当の△にもお伝えしておきますね」
との回答が即座に返ってきた。今回の相談事項も本日不在の△△にも申し送り事項として伝えておいてくださるとの事。

最悪のケースを考えて準備していただけに、この回答は想定外で嬉しい誤算だ。九死に一生をえるとはまさにこの事。
今までの苦労があるだけに、あまりのスピード感に何か罠があるのではないかと逆に疑いたくなってくる。

役場や窓口に相談する小さなノウハウ2

もうひとつ小さなノウハウだが、申し送りをしてくれていると言ってくれている場合は、たとえ数日が経過していてえも、それがきちんと伝わっているかを確認してから電話をした方がいい。1)伝わってない→一から説明し直し。ということも避けたいし、2)伝わってない→一から説明し直し→○○さんには確認をとったのですが、、→先方がへそを曲げてなぜか時間がかかる。
という事もありえなくもない。何せ役所の方にしてみたら僕のような相談事をする人間は基本的には「仕事を増やす」人間だ。
担当の方も人間であるし、相手によっては、自分の業務領域で勝手に進められると気分を害してしまう方もいる。今回、パワーバランス的に私が勝手に”デキる”と思っている○○さんも社内では立場が実は弱かったということも考えられる。

というわけで、数日後にご出社されるご予定の本担当の△△様にお電話する前にお礼と確認もかねてメールの返信をする。


○○様
お世話になります。この度はご担当外にも関わらず細かな質問や疑問にもご回答、ご対応くださいまして誠にありがとうございます。本担当の△△様に話をしてくださるとのことでしたが、もう△△様にはお電話しても大丈夫な感じでしょうか?軽くご相談いただき、△△様へのお電話が可能になったら教えてくださいますと助かります。よろしくお願いいたします。


メールは数分後ん返ってきた。どこからどこまでもできる男だ。

平素より大変お世話になっております。長野県大町保健所の○○です。
メール拝見させていただきました。
△△、保健所に居りますので、いつでもお電話下さい。


しばらくして、担当の△△さんにお電話をした。内容は○○さんから申し送りされていたようで、大変スムーズに相談が進む。建築・用途変更の検査済証の写しもナシで進められるようで間違いない。よし、あとは細かな確認事項だ。実は設計をするにあたってわからないところが沢山あったのだ。建物の要件に記載されている、採光、換気、水回りなどがどのようなものを指すかだ。解釈がずれているとえらいことになる。早く相談してしまいたかった。

△△さんも非常にカジュアルに対応してくれて、予定されてい図面を送ってください、ホントに簡単なもので結構ですよーとおっしゃっていただける。メールを送付する事した。

次回は保健所への細かな相談事項です。

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