小渡優菜は”Bクルー”（サイゼリア）。

稽古場でレッスン動画の撮影だった。
撮影とはいえ、ただ稽古しているのを定点で録っただけだけど。

世にいうユーチューバーは改めて偉大だなと思う（台本考えて、構成考えて、構図考えて、撮影して、別アナウンス録音して、カットして、その上コマーシャルまでして）。
それが出来るからこそのプロなのだろうけど。
兼業でやっている人のバイタリティーよ。

とにかく出来はどうであれ、数日間全く顔を合わせなかった劇団の面々と久々に話して、「あ、みんな生きててよかった」と思った。

こういう事を書くと、不謹慎だっ！　て言われるかもしれないけど、演劇人たるもの多少不謹慎くらいが丁度いいんじゃないか、という感覚もある（私は同時に会社員でもあるのだけど。　都合の悪い面は気にしない、何故ならここはインターネッツだから）。

昔、劇団の芝居の先生で来てくれていた（しかも僕と同じ町内会（そんな事ある？）だった事もあって可愛がって下さった）師匠、島川誠一郎教授が、
「僕の友人の教授がね「俺は芸術家だから、芸術家たるもの一寸も世の中の役に立たない事をやって生きている、という事にプライドを持っているのだ」って言ってんだ、すごいよね、ハッハッハ。」
と多摩川団地の通りを一緒に歩いている時に言っていた。

先生的には、演劇（子どもミュージカル）は芸術を社会の役に立てている、というニュアンスで引き合いに出したのだけど、齢７０を超えても尚、尖り続けているその御友人の姿勢に、痺れた瞬間だった。

だからといって、反社会的な事をする訳では無いけど。
いたずらにケーション！！ケーション！！と言い続ける胡散臭い奴には成ってはいけない、と心から思う（お前はその専門教育を受けたのか、という話）、いつかそうなったら、誰か僕をブン殴ってください（鈍器だとそのままグッド・バイしてしまうので、素手でお願いします）。

真摯に謙虚に生きていきたいです、という恥ずかしい話。

撮影の後に、団員の小渡とサイゼリアに行った。

小渡優菜は、その昔サイゼリアでバイトをしていて、映えある”Bクルー”という選ばれし者しか与えられない称号を持っていたらしい。

だから今でも、二言目には「サイゼ行きたい」と言う。

何故か、僕の方のグラスだけ妙に小汚くて（何故そのまま給仕したのだ店員さんよ）悲しかった。
いくら僕が歌が下手だからといって、許されざる差別だと思う。

ブログの話になり、小渡の名前を出してウケたら（PVがいつもより増したら）凄いよね、全然盛り上がらなかったら、お前は人気がないのだ。
今度、昌平でも試してみて、どっちがPV伸びるかやってみよう。
という話をした。

これだけ書くとアレだけど他にも、痩せなくてはいけないよ、という話や、
隣に座っている女児（推定４歳）がパパと２人で滅茶苦茶おとなしくミートソースを食べているのを眺めて感心したり（しかも最後に「バイバイ」してくれて凄い可愛かった。あれは絶対に自分の魅力を把握している女だ、恐るべし。）、

痩せなくてはいけないよ、という話をしたり、

お互いの祖母がお嬢様だったという話をしたりした
（僕の祖母は、昔何かでチョロっと書いたけど、某古典ミュージカルの様な帽子を趣味にしている、中流階級（青森の豪農一家の７女か何か）出身。
それが、どうして二代経ただけで、こうなったのか（２６歳独身、職業：演劇屋）は不明だけど。
でも、本家の金はもう全く無いらしい（GHQが悪いと言っていた、そんな身近な感じでGHQの話題が出ること有るんだ、って思った）、
でもお手伝いさんが居たと言っていた、「お手伝いさんって何？」って聞いたら「お手伝いさんよ」と言われた、そりゃそうだ。　チャンチャン。）

「何か載せる写真を撮らせて欲しい」と言ったら、サラダを食べるアピールをする小細工。

ポートフォリオサイトの話もしようと思ったけど、

マジの突然に、勝手に出来ていた方がウケると思ったので、話すのは辞めておいた。

最後に小渡について補足、
彼女は北海道出身で桐朋短期の演劇科卒、現在僕と同じ劇団にいる女優。

歌が得意、パートはメゾ。
その他には、ストリート（ヒップ）と、タップも多少出来ます。
クラシックバレエはイマイチ苦手です。
算数と漢字はもっと苦手（マジのガチ）。
身長１６０半ば、２４歳、白くてモチモチした歌える女優を探している方は是非ご連絡お待ちしております。

酒は、まあまあ。「昔はもっといけた」と言っている（昔っていつだよ）。

これはマジで美味しかった。

ああ、痩せなくては。

余談ですが、僕は言霊の存在を信じる系の人です