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もの

どこで何に囲まれ何をして生きているかなんて関係ない

物はいつも物でしかなく、仕事はいつも収入の手段でしかない

猫が猫を追いかけて走っている

お腹が減るからあまり走るんじゃないよ

お腹が減れば食べる為に、新しい悲しみを一つ以上作らなければいけないのだから


でも同時に


体を通過していくものを感じる

目や口や鼻や耳から

君は頭にとどまっていて

物なんてどうでもいいんだ

どこで何に囲まれていたって関係ないんだ

体を通過して流れて行き最後には

それが残る




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