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BMPCC6KとMOZA AIRCROSS 2

ブラックマジックデザインのBMPCC6K(ポケシネ6K)に
ジンバルのMOZA AIRCROSS 2をつけてみました。

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BMPCC6Kは、一般的なミラーレス一眼に比べ、
ボディが大きく、ミラーレス用のジンバルすべてに
対応している訳ではありません。


もちろん、プロフェッショナルなジンバルは対応していると聞きます。
MOZA AIRCROSS 2は、小型で手頃な価格の機種です。

MOZA AIRCROSS 2は、BMPCC6Kにも対応してると紹介されているため、試してみました。

今回の挑戦
・MOZA AIRCROSS 2にBMPCC6Kを乗せると、どんな感じなるか。
・乗せるときの注意点
・電源供給しながら、ジンバルは使えるのか。


1、レンズは、SIGMAの17-50mmF2.8にしました。
SIGMAの17-50mmF2.8は、比較的軽いレンズですが、ズームレンズなので長さが変化しても大丈夫かも確認します。

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2、ジンバルに付属のL型ブラケットを、カメラボディの右側に取り付け

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3、取り付けると、左に傾きながらも、姿勢をなんとかキープ出来ました。
・横の位置を一番右に移動させる。
・高さは、出来るだけ下げると、重心が低くなり、安定感がでる。
・この写真では、望遠側50mmで合わせています。

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4、電源を入れると、問題なく、姿勢の制御が出来ました。

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5、この状態で、電源ケーブルを挿してみました。
バランスを崩して、ガクンっとなりました。すごく不安定になるので、絶対やめたほうがいいです。電源ケーブルを挿しただけでダメなので、SSDの接続も絶望的でしょう。

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別の方法がないのかも、試してみました。

6、Lブラケットを左に取り付けた場合
問題なく、取り付け成功。

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7、ただし、プラグを挿し側は、完全にふさがります。
普通に使う分には、左側の方が重心が安定しています。

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荒技です。
別のジンバルで、BMPCC6Kを逆さまにつけたら、良かったというレビューを思い出しました。

8、L型ブラケットをカメラの上部につけます。ズレやすいので、コインでしっかり締めてください。カメラの電源スイッチがブラケットで隠れるので、事前にスイッチをONにして下さい。

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9、ブラケットの穴の位置が、良くなりました。
電源ケーブルを挿してから、L型ブラケットをしっかり締めます。

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10、ジンバルにつけるとこんな感じになります。
バッチリですね。ケーブルプラグが当たるところまで出来るだけ低く固定します。

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11、電源を入れなくても、安定しています。
ただ、取り付けの重心が高くなっているため、すぐにバランスが崩れます。

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12、電源を入れても、全く問題ありません。

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MOZA AIRCROSS 2に、電源ケーブルが挿すことが出来たので、
・長時間撮影
・タイムラプス
・モーションラプス(ハイパーラプス)

が可能になります。

BMPCC6Kは、バッテリーでの撮影だと20分程度しか持たないので、
バッテリーがつなげる使える機会が増えます。

ただ、一工夫すれば、電源ケーブルを挿して撮影が出来ますが、
出来るだけシンプルにケーブルをささない方が撮影が楽です。
撮影現場での作業が増えますからね。

おそらく、SSDをつなげて使う方法は、現時点では思いつかないので、
SDやCFastカードで撮影する環境も整えた方がいいです。


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