どうせおじさんだからとかいうのが透けて見える

自分のことを自虐的なニュアンス込みで「おじさん」と呼ぶのはあまり好きではない。
どうせおじさんだからこれくらいのデリカシーのなさはしょうがないでしょ許してくれるでしょっていう志の低さが透けて見えるようで好きではない。
とは言えまだ本格的なおじさんではない(と本人は思っている)から「いやいや、おじさんなんかじゃないッスよー!」と言ってもらえるのを待ってるのが透けて見えて好きではない。

だけど、【オルタナおじさん】というフレーズは好きなのだ。
「オルタナ」と「おじさん」の絶妙なミスマッチ加減が良いのだ。

その名のとおりの絶妙なツアーだったのでした。オルタナおじさんツアー2022。
ドブロク、than、イヌガヨ、雨市。
この四バンドが岡山と京都をゲストバンドを迎えつつまわったのでした。

平均年齢が42〜43歳ってとこなんだろうか。
それぞれ20年くらいのキャリアがあって、それぞれに失ったものと得たものと手放したものと固執するものとがあって、それらのバランスというかパラメーターがバンドごとに違うわけだから、おのずとまったく違う音を鳴らすことになる。
そのイビツさが愛おしいと思ってしまうのは、僕の心がイビツなのでしょうか?

そうではないと信じてます。

岡山はイヌガヨが、京都はthanが仕切ってくれていたので、ドブロク責任企画の【オルタナおじさん】もやることにしました。

5月8日(日)越谷easygoings
ゲストバンドとして、これまたオルタナおじさんであるところの「ヘルメッツ」を迎えて。

ゴールデンウィーク最終日、イビツで愛おしいバンドの演奏を聴きにいらっしゃい。

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